エックスサーバーには3種類のプランがあります。
- スタンダード(旧 X10)
- プレミアム(旧 X20)
- ビジネス(旧 X30)
この3つ、基本的には性能は同じなんです。
じゃあ何が違うのかというと、
- ストレージ容量
- CPUとメモリのリソース保証量(2021年10月追加)
- 12ヶ月以上の契約でもらえる永久無料ドメインの種類
この3つが違います。
エックスサーバーのプランの違い1:ストレージ容量が違う
プランごとのストレージ容量
スタンダード (旧 X10) | プレミアム (旧 X20) | ビジネス (旧 X30) |
300GB | 400GB | 500GB |
エックスサーバーは上位プランの方がストレージ容量が100GB増えます。
つまり、あなたがどれだけの容量(保存領域)が欲しいかで、プランを決めれば良いんです。
違いはこれだけなので、
これからWordPressブログを始めるだけなら、どう考えてもスタンダードで十分です。
→エックスサーバー公式でチェックしてみる
エックスサーバー使うならストレージ容量はどれくらい必要か?
正直、あなたもWordPressなどでブログやサイトを作るのが目的だと思います。
例えば、300記事くらいある当ブログであれば、
画像などを含めてトータルで17GB近く使ってます。
仮に同じようなサイトを5個作ったとしても、85GB程度という事です。
管理画面からいつでも使用量は確認できます。
つまり、複数サイト運営していく予定でも、スタンダードプラン(300GB)で十分という事になります。
音声ファイルとか、すごく軽い動画を少し使うくらいだったら全然問題なし。
→エックスサーバー公式をチェックしてみる
Xサーバーで容量が足りなくなったらプラン変更も可能
仮にあなたが一番安いスタンダードプランを契約したとして、実際容量が心配になってきたとしても、Xサーバーではプラン変更が可能です。
プラン変更は、例えば、その月の1日~20日の間に申し出れば、次の月の1日から適用になります。
差額を払う事で上位プランに変更が可能です。(下位プランへの変更も可能)
追加でプランを申し込むという手も
また、プラン変更ではなく、スタンダードプランを2つ契約するといった追加申込も可能になってます。
エックスサーバーのプランの違い2:CPUとメモリのリソース保証量
2021年10月から新たにリソース保証が加わりました。
プランごとに、リソースが保証されるCPUコア数と、メモリ量が違います。
エックスサーバーのリソース保証とは!?
リソース保証は、CPUコア数とメモリ量を一定値までは専有させてくれる制度です。
もともと、エックスサーバーは「CPUメモリ共用型」のレンタルサーバーです。1つのサーバーマシンに、128バーチャルコアCPUと1テラバイトメモリが入ってます。
この128CPUと1TBが入ったマシンを複数の利用者で共用してるわけです。
その際、利用者の中に大規模サイトや超人気サイト運営者がいた場合、
その人ばかり、大量のメモリを使っていたとします。
そうすると、他の利用者は少ないメモリしか使えなくなってしまうため、サイトの速度が低下してしまう可能性があります。
今回Xサーバーはそういった事が起こらないように、「スタンダードプランなら最低6コアCPUと8GBメモリまでは1ユーザーが常に使えるようにするよ」と保証するようにしたわけです。
リソース保証を例で分かりやすく
仮にあなたがトータルで6GBメモリを全体で使っているとします。
でも、8GBまでは保証されてるので、他の利用者のせいで、自分のメモリ使用量が5GBまで下げられて、速度が低下してしまうって事はないですよって事です。
逆にあなたが現在トータルで9GBメモリを全体で使ってるとしましょう。
その際、他の利用者が、あなたのせいでメモリ不足になってるようであれば、8GBまで抑え込まれる可能性はあるよという事です。
あくまで保証であって制限ではないのが良い!
例えば、wpXシン・レンタルサーバーや、Mixhost、ColorfulBoxの場合は、プランごとにCPUコア数とメモリ量が厳格に制限されています。
この3社の場合は、例えばメモリ制限が8GBなら、8GB以上を使う事はできないシステムになってますから、8.5GB使おうとしても、強制的に8GBに抑え込まれます。
ただ、Xサーバーの場合は、あくまで保証ですから、例えば他の利用者があまりメモリを使っておらず、サーバーマシン内にメモリが余っている状態なのであれば、8GBを超えて10GBとか使ってても、制限はされないわけです。
つまり、普段は4GB程度しか使ってないサイトがある日突然バズって、大量アクセスが来たせいで、メモリ使用量が一気に12GBまで跳ね上がったとしましょう。
この際、マシン内に12GBの余剰がある分には、制限されず、実際サイトを落とさないで済むというわけです。
もちろん、その際、他の利用者が割を食う状態になるのであれば、プランの保証内に制限されるというわけです。
プランを上げれば、より多くのCPUコア数とメモリが保証される
ゆえに、プランを上げた方が、より多くのCPUコア数とメモリ量が保証されるため、量産サイトや大規模サイトで、メモリ使用量やCPUコア数利用量が多い場合は、上位プランを契約、もしくは変更した方が普段からより多くのリソースが使えて、速度低下を抑えられるというわけです。
リソース保証なのに追加料金なし!
他社レンタルサーバーだと、リソース保証の場合は追加料金がかかったりしますが、Xサーバーでは追加料金はなく、もともとリソース保証されてます。
エックスサーバーのプランの違い3:もらえる無料ドメインの違い
エックスサーバーは12ヶ月以上の契約をすると、契約期間中はずっと無料の独自ドメインがもらえます。
例えば、スタンダードプランであれば、
.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog
の中から1つ選ぶ事ができます。
プレミアムだと、
.jp も加えて選べるようになります。
ビジネスだと、
.co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp
まで選べるようになります。(ただ、ビジネスのco.jpなどは審査があります)
というわけで、
基本的にはストレージ容量の違いがあり、
加えて上位プランの方が、より多くのCPUコア数とメモリ量が保証されるようになっており、
大規模サイトやアクセスが多いサイトの場合は、上位プランの方が速度が落ちにくくなってます。
エックスサーバーには、無料お試し10日間が付いてます。
クレカなどの支払い情報入力不要でお試しできます。
なので、勝手に課金される事も一切なく安心して試せます。
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