MixhostとXサーバー比較。10の違い確認で損しない。

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Mixhostとエックスサーバーってどっちがいいの?違いって何?

Mixhostとエックスサーバーは、どちらも高速でブロガーに人気が高いレンタルサーバーです。

 

ただ、実はかなり中身が違うんです。契約する際、
「あー、もっと調べときゃよかった。失敗した!」
とならないように、その違いを10項目で分かりやすく解説していきます。

 

MixhostよりメモリとCPUコアが多くて、Xサーバーより速くて安いwpXシンとは!?

Mixhostとエックスサーバーを比較。違いとは?

まずは、2社の違いを比較表でざっと見ていきましょう。
(特に優れた点は青文字)

 MixhostXサーバー
サーバーの種類LiteSpeedNginX
高速性★★★★★★★★★★
CPUとメモリの配分プラン事に厳格に分けている共用タイプ
障害対応と安定性▲ (メモリによる)
複数サイト▲ (メモリによる)
初心者向け度
アダルトOKNG (グッズ紹介や同人はOK)
バックアップと復元無料で取得と復元可無料で取得と復元可
無料お試しなし(30日間返金保証)10日間
料金後述後述
公式サイトMixhostエックスサーバー

大まかに見るとこういった違いがあります。
ではそれぞれのメリットデメリットを分かりやすく解説していきます。

 

Mixhost Xサーバー比較:サーバ種類の違いとは?どっちが速い?

  • MixhostはLiteSpeed(ライトスピード)
  • エックスサーバーはNginX(エンジンエックス)

というサーバーソフトを使っています。

 

どちらも高速性と大量アクセス対応に優れたソフトで、

NginXLiteSpeed
Xサーバー、wpXシン、Conoha WINGMixhost、ColorfulBox、ロリポップ、Jetboy

といった具合に、人気レンタルサーバーでは大抵どちらかが使われています。

 

NginXとLiteSpeedどっちの方が速い?

議論になるのが、この2つどちらの方が速いのか?という部分。

これに対して、当サイトでは、速度計測を幾度も行ってきました。

Mixhostは速い?Xサーバーと比較

ロリポップのハイスピードは本当に速い?Xサーバーと比較

XサーバーとColorfulbox速度対決!

XサーバーとConoha速度計測2021。本当に速かったのは?

エックスサーバーとwpXシンの速度対決!

 

結果、分かった事は、高速性にほとんど差はないという事です。

しいて言うのであれば、

  • LiteSpeedの方がNginXに比べてサイトにバグが出やすい
  • LiteSpeedは大量アクセスに強い(メモリ次第ではあるが)
  • NginXは速度の安定性に優れている

という違いです。

 

LiteSpeedはバグりやすい?

LiteSpeedサーバーはWordPressのプラグインLiteSpeed Cacheと合わせる事で国内最速クラスの高速化が可能になります。

ただこのプラグイン、WordPressテーマによってバグが出る事が多々あります。いくら速くなっても、画像が表示されなかったりレイアウトが壊れたりすればアクセス減につながり逆効果なので、その調整が難しいです。

 

その点、NginXはどの高速化プラグインとも相性が良く国内最速クラスに速いので初心者には使いやすいと感じます。

 

LiteSpeedは大量アクセスに強い

LiteSpeedは大量アクセスを高速にさばく能力ではNginXを上回っています。

実際に有名人気ブログの作者も、Xサーバーではブログにアクセスがグングン増え続けた結果、メモリなどの使いすぎでサイトダウンしてしまうようになり、その後Mixhostに乗り換えてからサイトが落ちなくなったと言っていました。

ただMixhostはメモリ上限がプランごとに決まっているため、上位プランを払えば超大量アクセスでも強いという事でもあります。

 

NginXは速度の安定性に優れている

NginXは、速度の安定性にとても優れていて、例えばアクセスが集中しやすい夜中などでも速度が落ちにくいです(これは実際に速度計測していて、LiteSpeedの方が遅延が出やすい事を感じました)。またNginXは複数サイト運営でも速度が落ちにくく安定性に優れています。

 

Mixhostは特にLiteSpeed Cacheプラグインがしっかり使えるサイトなら確かに高速になるんだけど、逆に使えないサイトだとサーバー遅延が頻繁に出て遅い。

逆にXサーバーはサイトの相性なくどれも安定して速くなる。

Neby

 

Mixhost Xサーバー比較:CPUとメモリの配分

 MixhostXサーバー
メモリプランごとに4GB、8GB、12GB、16GB512GBを共用
CPUプランごとに4コア、6コア、8コア、10コアAMD EPYC 7402( 2.80GHz ) x 2を共用

Xサーバーを始めとしたレンタルサーバーの多くは、1つのマシンを複数利用者で共用するタイプです。ゆえに「メモリは何GBまでしか使っちゃダメですよ」みたいな明確な制限はありません(あまりにも1人が専有していればもちろん制限はかけられます)。

逆にMixhostは、メモリやCPUコア数が厳格にプランごとに分けられています。(実際の所はXサーバー同様、1マシンを複数利用者で使ってる事に変わりないのですが、クラウドリナックスというソフトで利用者ごとに使用量を制限しています。)

 

Xサーバーの場合は、1マシンを共用してるため、今話したように1人の利用者が大量にメモリを使うせいで、自サイトの速度が落ちてしまうという影響を受ける可能性があります。

ただ、実際の所は、その制御がXサーバーは長年の知識と経験から非常に優秀で、Aさんのサイトがバズったら、その時だけAさんにメモリを多く割り振りサイトが落ちないようにし、今度Bさんのサイトがバズったらそちらにメモリを回してといったように、うまく流動的に割り振る事で、全体の速度が落ちないようにできてます。

 

CPUコア数の違いは?

CPUコア数は多ければ多いほど、同時に複数の違う処理をしても速度が落ちにくいというメリットがあります。

あなたもスマホやPCを使っていて、複数のアプリを立ち上げて同時に使っていると、アプリがクラッシュしたり、重くなったりという経験があると思いますが、

コア数が多いとそういう同時処理でも速く動き続ける事ができるわけです。

 

ゆえに、1サイトだけ運営してる分には、あまりコアを増やす事に意味はないですが、複数サイトを運営してる場合は、コア数が多い方が速度が落ちにくいという事になります。

 

MixhostとXサーバーで複数サイト運営のしやすさが違う

Xサーバーでは、メモリもCPUも特に分けておらず制限もないので、何サイトインストールしても問題はおきません。

量産型サイトアフィリのような使い方でも問題なく、実際に当方もテスト用サイトなどを含むと計20以上のWordPressサイトをインストールして使ってますが、速度低下もなく、非常に安定して運営できてます。

 

対してMixhostは、逆にメモリとCPUが厳格に分かれているため、他者の影響を受けず、自分がメモリオーバーさえしなければ、時間帯や混み具合に関係なく常にサイトを高速表示できるというメリットがあります。

これに関しては、実際に速度計測した結果から言うと、あくまでLiteSpeed Cacheでバグらないサイトならと付け加えておく。そうでないと結構混む夜中とかは遅延したので・・
Neby

 

逆に下位の安いプランで5サイト以上などの複数サイト運営をやっていくとなると、結局メモリも足りなくなってきますし、CPUコア数的にも全力が出せなくなってきますから、上位プランに上げないと速度が常に低下するという問題が起こってきます。

この辺は諸刃の剣で、選ぶプラン次第で良くも悪くもなります。

 

実際に、Mixhostと仕様がそっくりなColorfulBoxでは、100記事以上あるサイトを6つほど入れた所、アクセスを流す前に6GBのメモリを使い切ってしまったという事がありました。

【注意】ColorfulBoxで複数サイト運営、隠れたデメリットとメリット。

Mixhostでも複数サイトを運営するなら、常にメモリを気にする必要があります。

 

実際、Mixhostに2サイト(どちらも200記事以上ある)をコピーした所、

常時2GBほどは使ってます。

 

実体験から、特に5サイト以上を運営しようと考えてるのであれば、Xサーバーの方が安く安定して運営できると言える。

逆にあまりにもアクセスが多くて、Xサーバーから共用メモリ使いすぎという警告が来る状態なら、Mixhostの上位プランが救世主になる(よほど有名人気ブログにならないとないが・・)。

Neby

 

PHP Vrの割当ではMixhostの方が融通が効く面も!

MixhostXサーバー
PHP 5.1~8PHP 5.1~8
サブドメイン単位で違うバージョンを割り当て可能ドメイン単位で違うバージョンを割り当て可能

Mixhostは、サブドメイン単位、つまりサイト単位でPHPのバージョンを別々に割り当てる事ができます。

例えば、

  • nebi.com は最新のPHP8
  • abc.nebi.comは安定版のPHP7.4
  • xyz.comは古いプラグインがバグらないようにPHP5.6

のような細やかな設定が可能です。Xサーバーもドメイン単位では割当できますが、サブドメイン単位ではできないので、この点ではMixhostの方が複数サイト運営に優れていると言えます。

 

Mixhost Xサーバー比較:障害対応力

必ずレンタルサーバーを使っていて起こるのが、サーバー障害という問題です。

サーバーマシンが壊れた、フリーズした、何か問題が起きれば、あなたのサイトが一時的に表示されなくなったり、ログインできなくなったりします。

Mixhostで検索すると、割とサーバー障害多めな印象です。対応も後手に回ってる感。

 

その点、Xサーバーは障害の少なさと、障害が起きても復旧の速さが非常に評判で、
それを理由にXサーバーを使い続けてるブロガーは多いんです。

すでに運営してるサイト/ブログから収益が出てるのであれば、半日とかサイトが落ちるだけで大きな損失につながる。だからサーバー障害の少なさや復旧の速さというのは結構重要なんだ。
Neby
まあ、初心者の僕は収益ほとんど出てないから、半日くらい落ちても無風かな。

でもいざブログ書こう!って燃えてたのに、障害でブログ落ちてて書けないとか、めっちゃゲンナリしそうだね。。

 

Mixhost Xサーバー比較:初心者向け度

Xサーバーは初心者にも安心しておすすめできますが、Mixhostは正直、完全に玄人向けです。

理由はMixhostには:

  • 初期ドメインがもらえない
  • 無料お試しができない(返金条件もややこしい)
  • Q&Aに図が少なく分かりづらい
  • セキュリティの対処が自分で必要

という理由があります。

詳しくはMixhostが初心者におすすめ厳しい5の理由【2021最新】の方で書いているのですが、

とにかく、まず他社では割と当たり前にある「無料お試し期間」がなく、「無料初期ドメイン」ももらえないという時点で、Mixhost側からの「ひやかしお断り」のメッセージをあなたもヒシヒシと感じるんじゃないでしょうか(汗)。

あくまでMixhostは、Xサーバーの共用CPUやメモリでは足りないというパワーブロガーが使う玄人向けレンタルサーバーというわけです。

 

逆にXサーバーは、Q&Aやマニュアルも図解で非常に分かりやすい上、ググった時に出てくる解説ブログの数も他社に比べて圧倒的ですから、初心者が挫折する心配が一切ありません。

WordPressインストールも2分で簡単にできて、迷わずどんどんブログを構築できる、だから稼ぎまでの距離も短くなる。それがエックスサーバーです。

Xサーバーはブログ初心者向き?5つの強みと2つの弱点

 

Mixhost Xサーバー比較:アダルトサイトの運営ができるか?

サーバー会社アダルトや出会い系ギャンブル系
MixhostOK違法なものは禁止
Xサーバー禁止。アダルトグッズ紹介や同人系はOK。日本の法律違反になるものは禁止なのでグレーゾーン

Mixhostはアダルトサイトの運営が公式にOKとなっています。

Mixhostには、アダルト専用サーバーもあるんですが、アダルト専用ではない通常サーバーでもアダルトサイトの運営はOKと公式に名言してますので、

普通のサイトも作りたいし、アダルト系もチャレンジしたいという場合には、普通のサーバーを契約して両方やってもOKなんです(逆もOK)。

この辺とても柔軟なので、そっち系にチャレンジしたい場合はMixhostはとても向いてます。

 

対してXサーバーはアダルトサイトはNG、また売春のたぐいを推奨する内容はNGなので、出会い系サイトや出会い系アプリなどの紹介もちょっとNGかなと言えます。

ゆえに、ナンパ系、婚活系、パパ活系といったブログ運営を考えていて、その手の出会い系アプリなどを紹介する予定なら、Mixhostの方が安全と言えます。

ただ、風俗店やアダルトグッズの紹介、同人サイトはOKとなっており、モロでなければセーフって事になってます。

 

ギャンブルに関しては、日本の法律に違反するものは、どちらもNGといった感じです。より詳しくは↓

アダルトOK?レンタルサーバー7社禁止事項比較。2021最新版

 

Mixhost Xサーバー比較:料金と無料お試し

では、肝心の料金を比べていきましょう。

 

1年契約時の料金比較

 初期費用1年契約時の月辺りのコスト1年契約した場合の合計額(1年分)
Mixスタンダード(4GB)
無料 1078円12936円
Mixプレミアム(8GB)
無料 2178円 1089円26136円 13068円
Mixビジネス(12GB)
無料 4378円 2189円 52536円 26268円
Xサーバ(スタンダード)

無料

1100円 880円(9/15まで)13200円 10560円

料金は似ていますが、まずMixhostのスタンダードだとメモリがたった4GBしかないので、複数サイト運営が難しいです。複数サイトを運営するなら、Xサーバーに料金が近いプレミアム以上が無難となります。

また、Mixhostは現在50%OFFキャンペーンで半額になってますが、更新時は料金が倍額になるという事を注意しておく必要があります。

Mixhostはクレカ払いすると自動更新になるから注意。自動更新を解除したければ、サポートに問い合わせフォームから頼む必要あり。

Xサーバーは逆に更新時に自動更新にすると、月々払いなのに今までの割引率を維持する事ができる裏技もあってお得。詳しくは↓

【得技も】Xサーバーの新規(無料お試し)申込手順とWPインストまで全部図解!

Neby

 

無料お試し期間

XサーバーMixhost
10日間の無料お試し期間ないが30日間の返金保証
無料の初期ドメイン付与初期ドメインがないので、ドメインの用意/購入が必要

Xサーバーには無料お試し10日間があります。しかもクレカなどの支払い情報入力不要なので、勝手に自動課金されるような心配が一切ありません。

気に入らなければその無料期間だけで終了する事ができます。(無料期間内にキャンセル手続きするのを忘れてしまっても、勝手に削除されるだけなので安心して試せます。)

また無料の初期ドメインが付与されるため、ドメインをまだ持ってなくても、WordPressを初期ドメインを使ってインストールして試す事ができます。

エックスサーバーはすごく安心だね。納得して始められる。

 

対して、Mixhostには、無料お試し期間はありません。初期ドメインも付与されない(以前はあったが今はなくなった)ため、申込時にドメインを買うか、先に用意しておく必要があります。

また、30日間の返金保証が付いていますが、銀行振込で申し込んだ場合は、2200円の手数料がかかったり、無料ドメインプレゼントに申し込んだ場合は、その料金は返還されなかったりと、ルールを知っておかないとちゃんと全額返金はできないので注意してください。

Mixhostに新規申込手順(返金100%効く方法)

 

Mixhost Xサーバー比較:最終的にどっちが良い?

初心者であれ、玄人であれ、速度、安定性、複数サイト運営のしやすさ、すべての面から基本的にはエックスサーバーがどう考えてもあなたの満足度が高くなるはずです。

 

ただ、アダルト系や出会い系などのブログを作る予定、もしくはすでに共用サーバーのメモリ量では速度不足やサイト落ちが心配という人気サイト運営者であるならば、Mixhostを試すもアリですね。

Mixhostは上位プランへの変更も即日反映できるから、下位から始めて、メモリ不足なら上位に差額を払って変更もありだね。
Neby

 

ちなみに、XサーバーをKUSANAGIのサポートでさらに高速化し、メモリやCPUも厳格に分けているwpXシン・レンタルサーバーが2021年に登場した事をご存知?こちらはプラン次第で、XサーバーやMixhostより速くて安くなるから、かなりお得よ。

wpXシンとエックスサーバー比較6項目。安くて速くなるの真実教えます!

 

迷ったら↓

WP最新人気レンタルサーバー比較2021失敗しない7項チェック

 

写真で血圧記録

  • この記事を書いた人

Neby

本を毎日多読しつつ、資産運用、プログラミング、心理学、ネットビジネススキルを猛向上中。貧富の差が広がる5年後、10年後に安心生活を送るためのお金のリテラシー、スキル、資産を一緒に作っていきましょう。

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