複数サイトに強いレンタルサーバーおすすめ比較2021最新版

更新日:

複数サイト/複数ブログの運営でも表示速度が速く、そして使いやすいレンタルサーバーを比較、解説していきます。

量産サイトアフィリなど多数のWordPressブログを作る場合などにも参考になりますよ!

 

複数サイト運営に強いレンタルサーバー比較表

実際に複数サイトを運営した時の評価をサーバーごとに表にしました。
(優れてる部分は青劣ってる部分は赤)

 Xサーバー
(スタンダード)
Conoha Wing
(ベーシック)
wpXシン
(ベーシック)
ColorfulBox
(Box2)
ロリポップ
(スタンダード)
速度と安定性★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
メモリ512GBを共用256GBを共用8GB6GB非公開
PHP Vr5.1~85.6~87.2~85.3~87.3~8
PHP Vr割当ドメイン単位サーバー単位ドメイン単位サブドメイン単位サブドメイン単位
MySQL数無制限無制限無制限無制限50個
料金
おすすめ度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

*Xサーバーはプラン名がX10→スタンダードに変わりました

結論としては、Xサーバーが複数サイト運営には1番適していると言えますが、なぜそういう結果になるのか、くわしく解説していきます。

 

複数サイト向けサーバー比較1:速度と安定性

プラン複数サイト運用時の速度と安定性
Xサーバー(スタンダード)★★★★★
Conoha(ベーシック)★★★★★
wpXシン(ベーシック)★★★★
ColorfulBox(Box2)★★★★
ロリポップ(スタンダード)★★★

はっきり言ってどのレンタルサーバーも、1WordPressサイトだけインストールする分には、表示速度に体感で違いを感じないほど速いです(ロリポップだけは、上位プランであるハイスピードを選ばないと遅いです)。

 

ただし、複数サイト運営時の速度や安定性となると、評価は上の表のように変わります。

なぜ評価が違うかというと、複数サイトを入れると、それだけより多くのメモリやCPUパワーが必要になってくるからです。

 

wpXシンとColorfulBoxは複数サイト運営で速度が落ちやすい

基本的に、Xサーバー、Conoha Wing、ロリポップでは、メモリに制限を設けていません。

というのも、1つのサーバーマシン内に積まれたメモリを複数の利用者で共用してるからです。

 

その点で、特にXサーバーは、急激なアクセス増があったサイトには、その時だけ多めにメモリを割り振るという事を裏でやってくれてるので、全体的にサイト表示速度が安定するような構造になってます。

Conoha Wingやロリポップもこれに近しい事をやっていますが、ロリポップは安定性という意味では評判はそこそこで、Xサーバーほど安定はしてません。

 

対して、利用者ごとに先にメモリやCPUコア数を割り振っているwpXシンとColorfulBoxの場合は、沢山WordPressサイトをインストールすればするほど、それだけメモリやCPUパワーも喰う事になります。

画像は実際にColorfulBoxに6つのサイトを引っ越しした時のメモリ使用量なのですが、このようにアクセスを流す前から、メモリを使い切ってしまいました。

 

そして、wpXシンとXサーバーを速度対決した際にも、

Xサーバー、wpXシン、それぞれ同じ数のサイト(20サイトほど)を入れた状態で速度を計測すると、最初よりwpXシンはスコアが落ち、Xサーバーより遅くなりました。

 

つまり、複数サイトを運営する場合は、それに見合ったメモリとCPUコア数のプランを選ばないと、全力を回せなくなるため、結果、スピードが落ちていってしまうんです。

 
もちろん速度が下がる場合は、上位プランに変更する事で速度回復できる。メモリに余裕があれば、むしろメモリ共用型サーバーより速度は安定する。それで料金的に満足できるかが問題。
Neby

 

メモリはどういう時に喰うのか?

メモリってアクセス無ければ使われないんじゃないの?

本来はそうなんです。新規WordPressをインストールし、アクセスがゼロなら、本来はメモリ使用量はゼロになります。

そして、同時アクセスが増えれば増えるほど、メモリが必要になります。

だから、本来メモリは2GBもあれば十分過ぎるくらいです。

 

しかし、実際は、WordPressで沢山記事を書いていくと、高速表示するために、キャッシュが使われるようで、そのキャッシュなどがメモリを常時喰うようになります。

高速化プラグインや、アクセス解析なども同様です。

その結果、

この画像のように、ただ複数のWordPressサイトをお引越ししただけで、6GB使い果たしてしまうなんて事も起きました。

ただこれは、あくまで私の場合であり、プラグインか何かが悪さをしてるのが原因であって、誰でもこういう状況になるわけではありません。特に高速化プラグインなどを使ってなければ、本来は複数サイトを入れても、ここまでメモリは食いません。

 

ただ、何がメモリを大量に消費する原因なのかを突き止めるのが難しい(自分は突き止められなかった)ので、私としては、ColorfulBoxやwpXシンを複数サイト用として使うのは、難しいと感じました。

何がメモリ消費の原因なのかがパッと発見できるツールがないから、沢山サイトを作るならプランアップを視野に入れておかないと厳しい。
Neby

 

CPUのコア数はどう影響するのか?

CPUコア数が多ければ、それだけ複数同時処理が速くできるようになります。

1サイトだけ運営してる場合、コア数を増やしても、あまり高速化にはつながりません。しかし複数サイトを運営してるのであれば、それだけ違う処理を同時にする必要がありますから、コア数も多い方が、速度低下を防ぐ事ができます。

 

いっぱい仕事があったら、1人より6人で仕事分けた方が早いって事だね。

 

そういう意味では、初めから複数サイト運営を想定して作られている、XサーバーやConoha Wingの方が、常に安定して高速表示される傾向があります。

実際に速度テストしてみて、XサーバーやConohaは複数サイトを入れても速度が落ちにくいなと感じた。
Neby

 

複数サイト向けサーバー比較2:PHPのVr選択

複数サイトを1つのサーバーで運営する際、もう一つポイントになってくるのが、PHPバージョンです。

 選べるVrPHP割当
Xサーバー5.1~8ドメインごとに設定可
ConoHa WING5.6~81サーバーで1バージョン
wpXシン7.2~8ドメインごとに設定可
ColorfulBox5.3~8サブドメインごとに設定可
ロリポップ!7.3~8サブドメインごとに設定可

この中でも複数サイト運営で特にデメリットになるのは、Conoha WINGです。

他のレンタルサーバーは、

  • abc.comは、安定版のPHP7.4
  • efg.comは、テストがてら最新のPHP8
  • xyz.comは、古いプラグインを使ってるのでPHP5.6

のように、ドメインごとに違うバージョンのPHPが使えます。PHPのバージョンを変えると、動かなくなったり、バグが出るプラグインやテーマが出てきます。

なので、特に特定の古いプラグインを使い続けたい場合などは、あえてPHPを古いバージョンで使い続ける事もあります。

しかし、Conoha WINGは、1つのサイトのPHPを7.4にしたなら、他の全部のサイトもPHP7.4に変わってしまいます。

 

古いサイトがある場合は、Conohaはバグチェックが大変だね。
テストサイトにだけ新バージョンのPHP8を適用して試してみるなんて事もできないし、結構面倒。
Neby
その点、ColorfulBoxとロリポップはサブドメイン単位(サイト単位)でバージョンを変えられるという点で安心だね。

 

また、wpXシンとロリポップは、PHP7以上しか使えないので、
現在PHP5で動かしているサイトがある場合は、引っ越し前にPHP7にしてバグを修正しておく必要があります。

 

複数サイト向けサーバー比較3:MySQLの数

プランMySQL数
Xサーバー無制限
ConoHa無制限
wpXシン無制限
ColorfulBox無制限
ロリポップライト:1、スタンダード:50、ハイスピード:無制限

WordPressであれ、他のLaravelやEC-CUBEなどのサイトであれ、必ずデータベース(MySQL)が必要になってきます。

基本的に1サイトに対して、1データベースが必要です。

この点に関しては、ロリポップ以外は、無制限に作れますが、

ロリポップのライトプランでは1個、スタンダードプランでは50個までという制限があります。

さすがに、50サイトも作る予定はあなたもないだろうから、まあスタンダード以上あれば問題なし!
Neby
超格安のライトプランだと、1個しかないから、実質WordPressサイト1個しか作れないのか・・
ただ、実の所、1MySQLに複数WordPressをインストールする事は可能っちゃ可能なんだ。ただそれをやると、サイトの速度はもっと落ちるし、あとでバラバラにするのも結構面倒だからおすすめはしない。
Neby

 

複数サイト向けサーバー比較4:料金

では、肝心の料金を比較していきましょう。

半年契約した場合

 初期費用半年契約時の1月辺りコスト最初に払う合計額(半年分)
wpXシン(ベーシック)0円990円5,940円
Xサーバ(スタンダード)

無料

1210円7260円
コノハ(ベーシックパック)0円1034円6204円
カラボ(Box2)0円1276円7656円
ロリポ(スタンダード)1650円550円4950円

 

1年契約した場合

 初期費用1年契約時の1月辺りコスト最初に払う合計額(1年分)
wpXシン(ベーシック)0円880円 440円(12/16まで)10,560円
Xサーバ(スタンダード)

無料

1100円 880円(9/15まで)13200円 10560円
コノハ(ベーシックパック)0円931円11172円
カラボ(Box2)0円1,166円13992円
ロリポ(スタンダード)1650円550円8250円
1年契約だと値段が拮抗してくるね。
Xサーバーは高めの方に入っちゃうけど、それでもメモリやPHP Vrの問題もない事を考えると、他のサーバーの上位プランを契約するより得だなと感じる。
Neby

 

複数サイト運営に強いレンタルサーバーおすすめ比較:まとめ

というわけで、まとめると、

  • 5サイト以上を運営するなら、メモリやPHPバージョン問題のないエックスサーバー
  • 3サイト程度であれば、スペック的に問題ない上にコスパ最強のwpXシン・レンタルサーバー
  • 速度を気にしないのであれば、格安のロリポップ!
  • PHPバージョンをサブドメイン単位で変更したい、もしくはアダルトサイトも一緒に運営したいなら、ColorfulBox
  • PHPバージョン1つで大丈夫、かつXサーバーより少し安い所ならConoHa WING

という感じです。

 

Conoha WING以外は、無料お試し期間があるから、迷ったらまずは実際にWordPressをインストールして試してみよう!
Neby
そうだね、無料で試せば、心配事も本当に問題か杞憂かハッキリするもんね。1秒でも早く稼げるように早速試してみるよ!

 

<公式サイト>

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  • この記事を書いた人

Neby

本を毎日多読しつつ、資産運用、プログラミング、心理学、ネットビジネススキルを猛向上中。貧富の差が広がる5年後、10年後に安心生活を送るためのお金のリテラシー、スキル、資産を一緒に作っていきましょう。

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