Laravelのアンインストールの方法は状況によって、2種類あります。
1つはLaravelプロジェクトフォルダを丸ごと削除。(完全アンインストール)
もう1つはvendorフォルダを削除して、Laravelのシステム部分のみアンインストールする方法です。(イジったデータは残る)
それぞれどこまで削除されて、どこのファイルは影響を受けないのか?
再インストールしたい場合はどうするのかも含めて解説します。
Laravelのアンインストール方法1:プロジェクトフォルダ削除
インストールしたLaravelをとにかくアンインストールしたい、全てのデータが消えてしまって構わないという場合は、単純にLaravelプロジェクトフォルダを丸ごと削除すればOKです。
画像の場合なら、japaslangというLaravelプロジェクトフォルダ(サイトの全データが入ったフォルダ)を削除してしまえばアンインストール完了です。
データベース(SQL)上のデータは残りますが、それ以外は全部消えます。
データベースも消したい場合は、単純にphpMyAdminからログインして、データベース削除ボタンで削除すればOKです。
→Laravel(PHP)におけるデータベース(SQL)とは?初心者でもよく分かる図と例でやさしく解説。
Laravelを再インストールしたい場合は?
例えば、インストールしたバージョンを間違えたから、
アンインストールして、違うバージョンを再インストールしたいという場合なんかは、
上のように、丸ごとLaravelプロジェクトフォルダを削除した後、
もう一度、
composer create-project "laravel/laravel=6.*" samplesite --prefer-dist
のように、バージョン指定してインストールし直せばOKです。
→Laravel6のインストールのやり方。超初心者でもよく分かるレベルで解説
Laravelのアンインストール方法2:vendorフォルダ削除
次に、この方法は、すでにLaravelでサイトを作り始めていて、Controller.php, blade.php, web.phpなどのそういったイジったファイル達は消さずに、本体(システム)だけ再インストールしたいって時に使える方法です。
まず、Laravelを普通にインストールした場合、Laravelプロジェクトフォルダが作成されますよね。
その中のvendorというフォルダがLaravel本体、システムを担ってる部分になります。
これを念の為、別の場所にバックアップ(コピー)してから、削除します。
というのも、この中には、Composerでインストールしたパッケージの情報も入っているので、念の為に必ずバックアップはしときましょう。(といっても、次の操作で基本的にはそれらのパッケージも再インストールされます。)
Laravel本体(vendor)を再インストール
vendorを削除したら、コマンドプロンプト(ターミナル)を開き、
cd Laravelプロジェクトのパス (例: cd D:\XAMPP\htdocs\japaslang)
と入力、Enterし、プロジェクトフォルダまで移動後、
composer install
と入力、Enterで、新しいvendorフォルダが自動作成されます(5分くらい再生成にかかります)。