ドメイン、つまりnebikatsu.comのような
ウェブサイト(ブログ)のアドレスですが、
新しいブログを立ち上げる事にした時に、
.com .jp .net .tokyo とか、選び方でSEOの結果が変わるんだろうか?
名前の決め方で良い悪いってあるんだろうか?
日本語のドメインとかあるけど、SEO的にどうなんだろう?
価格に違いがあるけど、安いので大丈夫なのかな?
などなど、疑問があると思います。
値段もドメインによって
100円以下で買えるものもあれば、5000円近くするものもあるのですが、
実は、「お、このドメイン50円で買えるの?すげー安いからこれにしよ!」
みたいな感覚でドメインを決めてしまうと、
1年後にめちゃくちゃ後悔するはめになったりもします。
というのも、「更新料」ってのもあるんで。
そういう、ドメイン選びで損しないための方法と、実際の買い方、
おすすめのドメイン屋さんも含めて、解説していきます。
ドメインを決める時に損しないために注意するべき事
まず、最初にドメインを決める際、あとで後悔しないための注意点を教えます。
ドメインは極力分かりやすく短い名前にする
.com .jp .net .info の4つから選ぶ。その他のは選ばない
値段を見るなら、同時に更新料も確認しておく
これらを意識する事で、長年低コストで使える失敗しないドメインを選ぶ事が出来ます。
では、それぞれ詳しく説明していきます。
ドメインの決め方1:名前を決める際のポイント
まず、ドメイン、つまりブログのアドレス名を何にするか決めます。
例えば、当ブログだったら、ネットビジネス生活、略してネビ活なので、
nebikatsu.comというドメインにしました。
そんな感じでドメインを決めるわけですが、ドメインを決める前にまずは、
あなたがどんなジャンルのサイトを作るかを先に決めておく必要があります。
例えば、恋愛系のブログを作ろうと思って、
renai.comというドメインにしようと考えたとしましょう。
でも、後で気が変わって、「やっぱの筋トレのブログにしよう」となった時、
renai.comだと、なんだか変に感じますよね。
まぁ、あえて抽象的な名前、例えば、wainoblog.comみたいにすれば、
どんなジャンルで書いても違和感は出ませんので、特に問題はないんですが、
ただ関連した名前にした方が、覚えてもらいやすかったり、
Google検索などで、アドレスだけ見ても、
パッと何系のサイトか分かりやすいというメリットもあります。
大事なのは、覚えてもらいやすい事
ドメインって覚えてもらえると、
直接アドレスを打ち込んで来訪してくれたりもするんで、
極力短めで覚えやすい名前にする事がおすすめです。
例えば、ブログのタイトルが
「3週間でお腹の脂肪が取れて、6パックになった男の筋トレ講座」
というタイトルだとすると、タイトルで覚えてもらうのは難しいですよね。
でも、ドメインが、「fukkinman.com」みたいなドメインだったら、
そっちで覚えてもらうようにヘッダーに書いたり、
記事などで「腹筋マンで覚えてください」と促す事で、
サイトに再訪してもらいやすくなるわけです。
よく企業が電話番号を「さんきゅーおやさい」みたいな感じで
覚えやすい番号にするのと同じです。
なので、アドレスは覚えやすくシンプルで短いものにするのが良いです。
実際、Twitterやメルマガなどに、自分のブログの紹介をする時も、
長いアドレスだと、載せにくいですよね。
そういう意味でも短い方がおすすめと言えます。
でも、もちろんすでにそのドメインが使われていた場合は取れないですから、
候補は複数出すに越した事はないですね。
(ドメインが使われてるかを調べる方法も図入りでこの後解説します)
初心者向け豆知識
1つドメインを買うだけで、複数のWordPressブログを作る事も可能です。
例えば、kenko.comだったら、aga.kenko.com(サブドメイン) kenko.com/diet/(サブディレクトリ)のように、サブドメイン、サブディレクトリというものを追加料金無しで作れるので、例えば、ランディングページ用、セールスページ用、会員専用サイト用の感じで、新たなWordPressサイトを作りたい場合は、1つのドメインを複数のWordPressに流用する事が可能です。
ドメインの決め方2:.com .jpなどの有名どころから選ぶ
これは、説明するより、まず先に実物を見てもらうのが、分かりやすいでしょう。
例えば、格安でドメインが買える事で評判の
ムームードメインを例に解説します。
で、これがムームードメインのトップページなんですけど、赤枠を見てください。
.comが799円、.jpなんて2840円もするのに、.xyzと.siteは、なんとたったの69円です。
わけわからんくらい安いですよね。
実際、私も「ドメインなんてどれも一緒だから、一番安いのを買おう!」とか「珍しい方が覚えてもらいやすかったり、かっこいいよな!」とか思って、こういう聞き慣れないドメインを買った事があるんですが・・・大失敗でした・・
失敗だった理由は2つあります
理由1:信頼性を下げてしまったり、SEOで損する可能性がある
理由2:実は更新料が珍種ドメインの方が高く、トータルでもっと払うはめになった。
珍種ドメイン失敗理由1:信頼性、SEO面での損の可能性
例えば、お客さんが検索でサイトを訪れる際、
ドメインが、.jp だったら、明らかに
「ああ、日本人が作ってる日本のサイトだな、日系サイトだな」
というのが分かるので、安心感があります。
安心感とブランド感!?があるので、実際に .jp は他の
.com .infoなどと比べても倍以上の価格設定になってます。
そして、.com .info .net .org あたりも、実際に沢山使われていて、
よく見かけるドメインなので、お客さんも特に心配せずアクセスしてくれます。
しかし、これが、.fr とかだったらどうでしょう?
「fr? フランスのサイト?え?!(汗)」って感じるわけです、
たとえ日本語のタイトルが表示されていたとしてもです。
それと一緒で、.xyz とかそういう聞き慣れないドメインだと
「え?どこの国のサイト?もしかしてフィッシングサイト!?」
なんて警戒される事が実際にありますし、自分も警戒します。
SEO面でも不利!?
私はこの説に関しては懐疑的で、あまり気にしていませんが、
Googleの検索結果を実際に見た時に、
ほとんどが、.comと.jpなわけです。
と言ってもこの検索結果には .one という珍種も出ている事から、
単純に.comと.jpを使ってるサイトが絶対数として多いからそうなってるだけで、
検索順位にドメインの種類は関係ないのではと思ってます。
ただ、やっぱりお客さんの視界にも、この部分は入るわけで、
見慣れないドメインだとやはりちょっと警戒して
人によっては避ける可能性も危惧すると、正直おすすめしません。
確かに、「東京に店出してるから、.tokyoにしよう!」みたいなパターンもアリだとは思いますが、でも実際に検索結果で、.tokyo .nagoya みたいなのを全然見ないわけですよ。
見ない=珍種は検索結果に出にくい・・のでは??
というのもありますので、珍種は正直おすすめしません。
日本語ドメインはどうなの?
「健康管理アドバイス.com」 みたいな日本語ドメインを作って買う事も可能です。実際にこういう日本語のドメインがGoogle.co.jpでは上位表示されやすくなった時期も以前ありました。
ただ、最近はそういう優遇も見かけないですね。
確かにどんなサイトなのかアドレスでひと目で分かるという
分かりやすさの意味ではアリです。
個人的には、メルマガに貼る時などに、
日本語だと上手くハイパーリンクが機能せず、
クリックしても飛んでくれないみたいなエラーも起こりやすい事や、
下手すると「https://%5e%4a%5e%4a%5e%4a」みたいな長ーい2バイト文字に化けてしまう時もあるので、こういうデメリットも理解して使う必要があります。
珍種ドメイン失敗理由2:更新料が珍種は高い
珍種ドメインを選ばない理由その2は、
こういう珍種は更新料が高いのでトータルで損する事が多いという理由です。
ドメインは1年後に更新料がかかる!
ドメインは購入しても、使えるのは基本的に1年間です。表示価格も1年間の値段です。
もちろん2年とか5年分先払いする事も可能です。
ただ基本的には、実際ブログを作ってみて、
途中でやる気がなくなって作るのをやめてしまったり、
思ったような結果が出なかったり、
やっぱ別のドメインで作り直したくなったりする事を考慮して、
まずは1年分だけ買うと思います。
そして、1年経って、今後もそのドメインを使い続けたいのであれば、
毎年更新料を払う必要が出てきます。
じゃあ、下の画像を見てください。
例えば、.websiteというドメインだったら、たったの199円で買えます。
しかし!騙されてはいけません!購入価格は199円でも、使えるのは1年間です。
1年後に今後また更新料がかかります。この更新料が3980円です(え!?)。
今度は下の図を見てください。例えば、.comを2年間使った場合、画像の価格時の場合、
.comの場合
料金799円+更新料1480円 = 2年で2279円で済みますが、
.websiteの場合
料金199円+更新料3980 = 2年で4179円もかかる事になります。
そう、長く使えば使うほど、珍種の方が維持費が大変になります(汗)。
こういうふうに、風変わりなものほど、更新料が高かったりするので、「これめっちゃ安いから、これにしよう!」なんて飛びつかないように注意してください。
更新料の確認の仕方
更新料の確認の仕方ですが、ムームードメインとXserverドメインを例に解説します。
ムームードメインの場合
ムームードメインの公式に行きます。で、価格一覧をクリックします。
↓
すると、更新料も含めた価格を確認する事ができます。
*移管はドメイン会社をお引越しして入る場合の料金だから、新規で買う場合は関係なし。
Xserverドメインの場合
Xserverドメインのトップページに行き、下にスクロールします。
そして、「価格一覧」というボタンを押せば、更新料含めた価格の一覧が出てきます。
Xサーバーを契約してなくても、もちろんドメインだけ購入して他社サーバーでも使えるから安心していいよ。
以上の理由から、よく使われてる
.com . jp .net .info
辺りの中から選ぶのが無難です。
他にもよく見るのは、.orgなんかもありますね。(これはOrganization=非営利団体的な意味なんですけど、まぁ、これを別に選んでもOKですが、そういう団体だと思われる可能性もあるので、個人のブログにはおすすめはしません。)
例えば、お客さんが「あれ?nebikatsuって.comだっけ?.net だっけ?」みたく迷った時に、まず一番に思い浮かんで入力するのが.comだから、覚えてもらいやすさでも.comはおすすめ。
ドメインの実際の購入方法
さて、買いたいドメイン名を決めたら、実際に、そのドメインが他の人に使われてないか、チェックして、購入します。
私がいつも使ってるムームードメインでやり方を解説します。
ムームドメインのトップページの検索窓にあなたが買いたいドメイン名を入れます。
例えば、上図の例なら、dietseikatsu.comが買いたいので、dietseikatsuと入力して検索してます。
すると、上の画像のように、候補が出てきます。.comだったら最初の1年使用で799円、
.netだと1160円、.jpだと2840円かかるという事です。
「カートに追加」と出ていれば、それがまだ誰にも使われておらず、買えるという事です。
例えば、nebikatsuと検索すると、当然ですが、.comの所は当サイトがすでに買ってますので、「取得できません」と出ますが、.jp .info などであれば、買う事が出来ます。
カートに追加を押すと、購入画面に移ります。
新規ユーザー登録をして、買いたい年数を選択し、
クレジットカードで支払えば、晴れて購入完了です。
ドメイン購入後、自分の個人情報を世界公開しないように注意!
ドメイン購入後にチェックして欲しい部分なのですが、
購入後に、マイページにログインし、買ったドメインをクリックします。
コントロールパネルという画面に飛んだら、
↑このWHOIS情報が「弊社情報代理公開」になってる事を必ず確認してください。
これにしておかないと、WHOISという情報サイトを参照した時に、あなたの家の住所や名前、メールアドレスなどが調べられる状態になってしまいます。個人情報が世界公開状態になってしまうので、必ずここをチェックしてください。
代理公開を選ぶ事で、ドメイン会社の住所などに置き換わるため、個人情報が公開されなくなり、安心です。
万が一「弊社情報代理公開」になっていない場合は、
「WHOIS情報変更」ボタンを押せば、次の画面で簡単に変更できます。
ムームードメインでは、通常最初から「弊社の情報を代理公開」が設定されてますが、ドメイン屋によっては、これを後から自分で変更しないと、個人情報公開になってたりするので、注意してください。
ドメインの決め方と買い方、注意点のまとめ
ドメインは極力分かりやすく短い名前にする
.com .jp .net .info の4つから選ぶ。その他のは選ばない
値段を見るなら、同時に更新料も確認しておく
購入後は、「弊社情報代理公開」になってるか必ず確認する
おすすめのドメイン管理会社はどこ?
の2社が常に最安値を争っており、かつ設定も超簡単、初めてでも直感的に分かるので、この2社で比較して、更新料も含めて安い方で購入すると、長期で使って得ですね。
特にXserverドメインは .com が1円で買える事もあるので、必ずチェックしておきましょう。
基本的に、この2社のどちらかで買えば、大抵最安値で買えます。
他のドメイン屋の場合は、
バリュードメインのように、管理画面や設定がちょっと分かりづらい所や、
お名前.comみたく、代理公開だけでも場合によっては追加料金がかかり、さらに恐怖心を煽って無理にでも追加オプションを買わせようとスパムメールを連発してくるような会社もあるので、気をつけてくださいね。
1日8通以上もスパムを送りつけてくる上に、まるで追加オプションに入らないと危険かのような見出しで送りつけてくるお名前.comには本当にウンザリしました。
だったら、安くてしかも設定が初心者でもパパっとできちゃう良心的なムームードメインやXserverドメインにするよ。
というわけで、ドメイン選びやドメインの名前決めの参考にしてくださいね!