ブログ書く時にターゲット設定って本当に必要?どんな効果があるの?

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ブログにターゲット設定って本当に必要なの?

当ブログでも、「記事を書く時はターゲットを決めてから書きましょう」と複数の記事で話しているのですが、

「でも、ターゲットなんて決めないで書いた方がいろんな層の人が読んでくれてアクセスも増えるんじゃないの?」

と感じて、いまいちターゲット設定の重要性を感じないので、
ターゲット設定せずにブログを書き続けている場合もあると思います。

 

実際、いちいちターゲットを書き出す作業をブログ記事を書く前に
やるのは面倒くさくて、書く気が削がれると私も以前はやらなかったくちです。

 

確かにターゲット設定せずとも、現在あなたのブログに充分なアクセスも来てて、
収益にもつながっているというのなら、それで構わないですが、

アクセスは来ても、平均滞在時間が20秒とかで、どうも読まれてない、
もしくは、収入につながってないといった悩みを抱えているのであれば、

 

それは、ターゲット設定をしていないのが原因の可能性が高いです。

 

というのも、ターゲット設定をしないと、
読者の心にドキンと来ない、グサッと刺さらない、

つまり説得力のないあやふやな文章になってしまいがちだからです。

 

ここでは、じゃあ、

なんで読者の心に響かなくなるの?どうして説得力がなくなるの?

という疑問に
実際にターゲット設定した文章と
しなかった文章の違いを実例を出しながら、答えていきます。

 

ちなみに、ターゲット設定の具体的なやり方については、
こちらの記事で懇切丁寧に解説しております。

読まれるブログになるペルソナ設定(ターゲット設定)のやり方<ただ特徴出しても意味ない>

 

ブログ記事を書く際にターゲット設定をした方が良い理由。

ターゲット設定した方がいい理由

冒頭でも触れた通り、ブログ記事を書く時は、書く前にターゲットを本来決めるべきです。

 

例えば、ダイエットブログの記事でも

  • 40代で痩せにくくなった主婦向けなのか
  • 細マッチョになって海でシックスパックを披露したい20代男性向けなのか
  • モデル体型に憧れる10代女子高生向けなのか、
  • 健康診断で痩せないと死ぬよとダメ出しを食らったお腹がダルンダルンのビールっぱらのおっさん向けなのか

この、どういう層向けに書きたいのかをある程度絞る事を
ターゲッティングとか、ターゲット設定っていうわけですが、

 

ブログを始めたばかりの人が揃って考えるのが、

「いや、そのどの層にも響くようなダイエット記事を書いた方が、みんなが読んでくれてアクセス増えるよね?」

という感覚なのです。

 

でも、それをやってしまうと、説得力のない、
読者の心に全然刺さらない記事になっちゃうわけなんです。

なぜに、じゃあ説得力がない刺さらない文章になるかというと、
実例を見てもらえば、分かりやすいです。

 

実例

「手軽にダイエットするのに効果的なのは、スクワットをする事です。というのも、太ももの筋肉は体の中でも一番大きい筋肉なので、ここを使う事でより大きなカロリーを使う事が出来るんです。」

 

こんな感じの文章を特にターゲットを決めずに書いたとしましょう。

 

ただ、この文章を見た時に、

例えば、若い女性なら「でもそれじゃ足太くなるんじゃないの?」って心配になりますし、

中年のメタボのおっさんなら、「仕事から帰ってスクワットはキツイな~、筋肉痛で通勤辛そうだし、体重重いから階下に音響いて苦情来ないかな・・」と感じるでしょうし、

体力のある20代男性なら、「もっと一気に効く方法ないかなぁ。」と感じたりと
それぞれ、「ん?この方法って自分に合ってるか?」っていう疑問を感じちゃうわけなんです。

 

そう、ターゲットなしで書かれた記事って、どうも説得力に欠けるんです。
自分のための記事じゃないなってみんながみんな感じるので、
深く読まれないし、ブログのファンになってもらえないんです。

 

逆に、ターゲットを

「子育てでジムに行く時間もお金も余裕がない30代主婦」みたいに決めると、

「スクワットなら家で出来ますし、赤ちゃんをおんぶしながらやる事で、あやしながらトレーニングもできちゃいます。テレビを見ながら5分ほどやるだけでも効果的です。」

 

のように、相手により「ああ、自分でもこれなら出来るかも」と思ってもらえる記事を書く事が出来ます。

 

「だったら、いろんな人向けの実例を1記事に詰め込めば良くない?」と思うかもしれませんが、それは、辻褄が合わなくなる可能性が高いのでおすすめしませんし、だったら

「主婦向けスクワットダイエットのやり方」「細マッチョになれるスクワットのやり方」みたく、ターゲット別に記事を作った方が良いです

 

辻褄が合わなくなるというのは、例えば、

「このスペシャル腕立て伏せをやる事で、腕にも効くので男性は半袖がパツパツになるようなたくましい力こぶになってモテモテになりますし、女性なら、ハリウッド女優のようなバストアップと引き締まった二の腕を手に入れる事が出来ます。」

 

みたいに男性と女性両方を意識して書くと、女性が読んだ時に「え?腕太くなっちゃうんじゃないの?それはやだな・・」と男性の例を見て思いますし、

男性は男性で「ん?結局腕は太くなんのか、引き締まるだけなのか、どっちなの?本当に効果あんのこれ?(汗)」と感じるわけです。

 

こういうふうに、八方美人で記事を書くと説得力が下がり、
誰にも刺さらない文章になるので、ターゲットは設定した方が良いのです。

 

ターゲットじゃない人も案外読んでくれる!

ターゲットじゃない人も読んでくれる理由

でも、「ターゲット絞っちゃったら、ターゲットじゃない人達は読んでくれないよね?」という心配が出てくると思いますが、

 

ただ、ターゲットを絞らない記事は誰にも読まれない可能性が高まりますから、
それよりも、ターゲットを絞った方が、ちゃんと読んでくれる人が増え、

じっくり読んでくれる人達のブログ滞在時間が増える事で、
Googleにも評価されて、検索にも上位表示されやすくなる事で、
アクセスやファンが増えるようになるわけですし、

より多くの層を取り込みたいなら、
それぞれのターゲット層別に記事を作れば良いだけです。

 

例えば、料理ブログや料理レシピサイトも、
基本的にはターゲットを主婦にして作られてますけど、

そういうブログでも、「男子ごはん特集」とか
「一人暮らしのずぼら飯特集」とかそういう特集を組んで、

主婦以外のターゲット向けのカテゴリーを作って、
サブターゲット用に別途記事を作ったりするわけです。

 

それに、主婦向けの料理レシピブログだって、
男性でも未婚の女性でも、自分の作りたいものが載ってれば読みますよね?

 

それと一緒で、自分が知りたい事、自分が必要な情報が載ってれば、
たとえ、ターゲットじゃない人でも、ちゃんと読んでくれるんです。

 

大事なのは、その記事を読んでくれた人の中の1人でも、
そのブログのファンになってくれたり、

ブログ記事に納得して、
ブログで紹介している商品やサービスを買ってくれる人を増やす事です。

 

そういった、ファン、リピーターになってくれるような人を増やしていくためには、
ちゃんとそのファンになって欲しいターゲットに響くような文章を書く必要があるというわけです。

 

例えば、若い女性をターゲットにした脱毛器のレビュー記事でも、
それが説得力のある記事なら、
自分のすね毛やヒゲにも使えないだろうかと思っている男性でも購入したりします。
(私もそういう経験があります。)

 

つまり、ターゲットを絞って書く事で、メインターゲットに刺さる記事が書けてるなら、
ターゲット外で情報を欲してる人にも刺さるんです。

Neby
「彼氏や旦那さんのすね毛やヒゲにも使えちゃうので、お得ですよね」みたいに、サブターゲットを意識した文章をちょこっと入れるくらいなら、全然問題ないですが、男女両方にアピールするような文章になると刺さらなくなるので、男性にもアピールしたいなら記事を分けてしまった方がいいというわけです。

 

実際、私が作ってる英会話ブログでも、
海外に行く若い人向けに記事を書いてますが、

映画を字幕なしで見たい人や、ハーフのお孫さんと英語で話したいおばあちゃん、職場で英語が必要になった会社員の方など、実に様々な方がブログを読んで、商品を購入してくださったりしてくれます。

 

ブログでターゲット設定はした方がいいのか?効果は?のまとめ

というわけで、まとめると、

ターゲットを決めずに書くと、情報が薄っペらくなったり、矛盾が生じたりして、誰にも刺さらない、説得力のない文章になってしまうので、絞った方がいい。

ターゲット設定して刺さる記事が書けるようになると、精読してくれる人やブログのファンになってくれる人が増え、結果、検索上位にも表示されやすくなり、アクセスや収益も増えるようになる

 

というわけなので、是非ターゲット設定はやってくださいね。

 

やり方自体はこちらの記事で面倒くさくなく簡単に出来る方法を解説してます。

読まれるブログになるペルソナ設定(ターゲット設定)のやり方<ただ特徴出しても意味ない>

 

写真で血圧記録

  • この記事を書いた人

Neby

本を毎日多読しつつ、資産運用、プログラミング、心理学、ネットビジネススキルを猛向上中。貧富の差が広がる5年後、10年後に安心生活を送るためのお金のリテラシー、スキル、資産を一緒に作っていきましょう。

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