特化型ブログ/専門ブログ(ダイエットブログのように1つのジャンルに専門的なブログ)を作る際、ジャンル(テーマ)はどれくらい小さく絞ってブログ作りをしたらいいのかって迷いますよね?
例えば、英語の特化型ブログを作るとして
英語ブログという大きなジャンルでブログを作るのか
英会話ブログ、試験英語ブログのように少し絞るのか
初心者向け英会話ブログ、TOEICで600点以上取るための対策ブログのように、さらに細かく絞ったブログの方が稼ぎやすいのか
範囲が大きすぎても、ブログのテーマがボヤケてしまって集客が難しくなる気がするし、
逆に範囲が狭すぎても、ニッチ過ぎて、集客できないのではと心配になりますよね。
ここでは、特化型ブログのテーマはどれくらい絞った方がいいのかについて、
あなたのブログにとっての絞り具合の決め方というのを教えていきます。
→<関連記事>ブログはジャンルを決めないと稼げないの?雑記ブログだといくら稼げる?
特化型ブログのテーマはどれくらい絞るべきか?
テーマの絞り具合を決める要素は
売りたい商品のメインターゲットはどこまでの範囲なのか?
自分がどれくらいの範囲なら書きやすいのか?
で決めていくと良いです。
売りたい商品のターゲット層でブログのテーマを絞る
そもそも、あなたがネットビジネス、お金を稼ぐという目的で特化型ブログを作っていく場合、そのブログで最終的には何かを売って収益を出したいはずです。
という事は、その売りたい商品(アフィリエイトしたい商品)を
買ってくれそうな層(見込み客)をブログに集めれば良いわけですから、
その層にブログのテーマを絞れば良いわけです。
例えば、売りたい商品が「筋肉増強サプリ」だとしましょう。
だとすると、ターゲットは男性で、若者~中年くらいなイメージができると思います。
そしたら、あなたのブログのテーマは、「20、30代男性の肉体改造法」という具合になります。
自分の書ける範囲でテーマを絞る
また、あなたがどれくらいそのテーマに関して現時点で詳しいか、どれくらいの範囲で書きたいかでも、テーマの絞り具合を決められます。
例えば、今「20代、30代男性の肉体改造法」と書きましたが、
「自分は、今35才だし、中年が肉体改造する方法をメインに書いていきたいな」と思ったのであれば、もっと絞って、「中年からの肉体改造法」というテーマで書いていった方が、よりその層に刺さるブログになり、商品も売れやすくなると言えます。
例えば筋トレというテーマでも、家で筋トレなのか、ジムで筋トレなのかは、
あなたが詳しい方や書いていきたい方にテーマを絞れば良いですし、
両方書きたいのであれば、絞らず、肉体改造という大きなテーマのブログにすれば良いです。
もしくは、「30代が自宅筋トレで肉体改造する方法」のようにテーマを絞って、深掘りした記事を沢山書いていき、
そのテーマでネタ切れになってきた場合や、読者から「もっと別の方法も知りたい」と言った要望があったり、他の商品も売りたい場合なんかは、さらにテーマを広げて、「ジムで筋トレ」とか「ダイエット方法」とかも書いていっても良いでしょう。
絞った方がやっぱり稼げるの?
雑誌の例で考えてみましょう。
雑誌は必ず、男性向け、女性向け、年代別で別れてますよね?
SPAやプレイボーイは男性向けで
アンアンや女性自身は女性向けですよね、
どちらもゴシップネタやエロネタが書かれてますが、
男女で書き方を変えてますし、年代別でもそれぞれ違う雑誌を発行してます。
というのも、おばちゃんにとっては、ギャル雑誌なんて理解できないですし、
逆にギャルにとっては、おばさんの読む雑誌なんて理解できないわけです。
例えば、10代20代の女性向けダイエットブログなら、ピンクやキラキラしたデザインで
絵文字やギャル語もじゃんじゃん使ったブログの方がウケるでしょうし、
逆に中年男性向けなら、もっと硬い口調や言葉で、
使う写真や画像もいかにも男っぽいマッチョな画像を使うでしょう。
この2つが1つのブログに入り乱れてたらちゃらんぽらんなブログになってしまいますし、
だからといって、万人受けを狙うと、いかにも学校の教科書みたいなつまらないブログの出来上がりです。これでは誰にも読まれません。
なので、何をブログで売るのかを決めたら、ターゲットも絞る事で、
ブログ自体のテーマの絞り具合が決まってくるわけです。
ターゲットを絞ると読者が減るのでは!?
ちなみにブログのターゲットを絞ったからって、
ターゲット外の性別や年代が見てくれないかというとそうでもないので安心してOKです。
例えば、幼少年がメインターゲットの番組の仮面ライダーだって、大きなお友達と揶揄されるほど大人で見てる人も沢山いますし、子供と一緒に見てる主婦の人達もイケメンライダーにハマったりするわけです。
もしくは、女性向けの脱毛器のレビューブログも、「俺のすね毛やひげ脱毛にも使えないかな」とそのレビューを読んで購入する男性だっているわけですし、
その女性向けブログで「男性でも使える」という記事を書いてもOKなわけです。
主婦向けレシピサイトが「男子ごはん特集」みたいに、
特集やカテゴリーとして、サブターゲット向けの記事をちょこっと書く事もありますよね。
ただ、それはあくまでサブターゲットであり、
ちゃんとブログ自体のテーマはメインターゲットに絞る事が大切です。
そうじゃないと誰にも刺さらない、読まれないブログになってしまいます。
例えば、「英語ブログ」という絞りが全くないテーマでブログを作ってしまうと、
「このブログって英会話ビギナーの私には難しい記事が多くて分かりづらいな」とか
「この記事に書かれた英語ネタってビジネスで使っていいのかな?」とか
「この記事に書かれた英語は、試験英語で書いたら✖にならないか?」とか
自分に当てはまらないという感覚になるので、読まないし、信じないわけです。
そこをブログのテーマを「初心者向け英会話講座」とか「ビジネスで使える英語」とか「TOEICで600点以上取るための勉強法」とか絞る事で、「ああ私に使えるネタが書かれてるブログなんだな」と安心して読めるわけです。
また、書く側としても、テーマを絞る事で、その層が求めてる記事ネタが思い浮かぶようになります。
一応、先ほども書いたように、メインターゲットの年齢層や性別も設定しておくべきですが、
「40代男性向けのTOEIC600点の取り方」とかタイトルに書いて無理に絞り込む必要はありません。そこまで絞り込む必要がないなと感じたら、それをタイトルなどの表に出す必要はなく、
あくまで記事での口調やブログのデザインに反映するための裏設定として
メインターゲットを頭に入れておくだけでOKです。
タイトル付けに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
→ブログのタイトル(名前)の決め方。間違った付け方で稼げないブログに!?
どこまでブログのテーマは絞るのが稼げるか?まとめ
というわけで、
売る物のターゲット
自分の書ける範囲
で、テーマを絞ってください。
大事なのは、売りたい商品のメインターゲットの人に「このブログは私のために作られてるなぁ」と感じてもらえる程度にしっかり絞り込む事です。
過度に絞り込む必要はないですが、絞りを甘くしすぎて、誰にも刺さらないブログにならないように気をつけてくださいね。