時は2010年。まだスマホも無く、Youtubeなどのオンライン動画自体も盛んではなかった時代、当時はインターネットでの楽しみと言えば、もっぱら日記ブログでした。
誰かの書いた面白い日記、ブログを読んで、コメントしあって楽しむ、
そういう時代でした。
実際、SNSのミクシーが流行った時も、
マイミクの日記を読み合うのが楽しみだったと思います。
しかし、現在は、どうかというと、徐々に動画という楽しみ方が主流になってきましたよね。
あなた自身もスマホをいじってる時に、ブログをチェックする事と同時に
Youtubeなどの動画サイトや動画アプリを開く回数もどんどん増してきていると思うんです。
つまり、以前ならちょっとおもしろい日記ブログを書いてるだけでも、
アクセスが集まってアドセンスなどで稼ぐ事も可能でしたが、
現在はそれだけでは思ったほど稼げないという事なんです。
「じゃあ、もうブログでは稼げないのか・・やっぱ動画作る方が稼げるよね」ともし思ったなら、それは間違いです。
ブログも正しい書き方をすれば、これからもずっと稼げます。
実際、本だってテレビが登場した後も、廃れず残ってますし、
電子書籍という形をとって愛されてますよね。
じゃあ、これからの時代、
何を意識してブログ作りをすれば稼げるのかという大事な事を
本気でブログで稼ごうと考えているあなたにだけお教えします。
個人がブログで20万以上稼いでいくための3つのポイント
個人でブログをやってる人のほとんどが、仮にアドセンスやAmazon、楽天などのアフィリエイトを貼ったとしても、収入はゼロか、あっても年に数千円しか稼げていないはずです。
というのも、
ブログで数十万円単位で稼いでいくためには
好きな事、興味がある事をブログにするのは良いけど、趣味であってはいけない
雑記ブログ、日記ブログではいけない
ニーズがあるネタでなくてはいけない
という3つの鉄則があるからなんです。
これを理解せずに、いくら記事を汗水垂らして朝から晩まで
腱鞘炎になりながら必死に書き続けても、
収入はゼロのままという絶望的な現実に直面するだけです。
逆にこの3つの鉄則を意識して書くだけで、爆発的に稼げるようになり、
今の雇われ仕事を辞めて、ネットビジネスだけで食っていけるようになります。
では、それぞれ詳しく解説していきます。
個人がブログで稼ぐポイント1:好きな事を書いても良いが、趣味ではダメ
「思考は現実化する」という有名な本を書いたナポレオン・ヒル
(あの馬にまたがった中世のナポレオンとは違う人ですよ ^^;)も、
「好きな事を仕事にしろ!しかし趣味ではダメだ。なぜなら趣味は自分のためにやる事だ。それではお金は稼げない。お金をもらえる時というのは、人のためになにかを提供した時のはずだ。だから自分の好きな事でも、人のためになる事をやれば莫大な富を稼げるのだ」
と言ってます。
例えば、プロのミュージシャンは、必ずしも自分が書きたい曲を書けませんし、
歌わせてもらえません。
バリバリなヘビメタ曲が好きで、そんな曲を作ったとしても、
事務所の担当に「そんなんじゃ売れないから、もっとポップにしてくれ」と言われます。
で、実際に事務所に言われたように、
ちょっとゆるく万人受けする曲調に直して音楽を作ると、
爆発的にそれが売れたりします。
「いや、俺は俺流の音楽だけを作るんだ」という人は、
プロではなく趣味で終わってしまい、お金にならないのです。
というのも、プロというのは、人々が求めてるもの、
ファンが求めてるものを提供してお金をもらうのが仕事だからです。
実際、エレファントカシマシなんかは、最初はゴリゴリのロックだったのが、ポップ路線の曲を作ったら、ものすごく売れて、ドラマなどにも起用され始めたという過去があります。
ある程度、影響力が付いてしまえば、自分流の音楽にしても、
信者化したファンは着いてきてくれます。
でも、影響力のない一般人がいくら俺流をアピールしても、
誰も見向きもしてくれないのです。
これは、どんな業界でもそうです。漫画も必ず担当のチェックが入って、「これはマズイよ、ここはもうちょっと正義が勝つ的な感じにしてくれ」とか指示が出るので、自分が100%書きたいようになんて書けないのです。
でも、担当に言われたような流れにする事で、人気作品になるのです。
なぜなら、担当編集の人は、万人受けする王道展開の作り方を熟知してますし、
多くの人は、そういう展開を求めてるからです。
つまり
自分が書きたいもの = 趣味(お金にはあまりならない)
人が求めてるもの = ビジネス(莫大なお金になる)
という事です。
つまり、ブログも一緒で、個人がただ自分が書きたい事を書いても、それは、オ○ニーブログでしかなく、稼ぎたいのであれば、人々が求めてる事を書くという意識を持つ事が何よりも大事です。
よく「好きな事で食っていこう!」と最近聞きますよね。
それは確かにその通りだと思います。しかし、好きな事が音楽だから、音楽で食って行こうというなら、自分よがりな音楽を作るのではなく、ちゃんとファンが欲してる音楽、ニーズがある音楽を作る必要があります。
ブログ作りも一緒で
読者が欲してる情報を
読者が分かりやすく、読みやすく、
読者が読んでよかった、ためになった、楽しめた
と思ってもらえる記事を書く
という意識で書いていく事が稼げるブログになるために非常に重要になっていきます。
個人がブログで稼ぐポイント2:雑記、日記ブログではなく〇〇ブログにする
雑記ブログ、日記ブログというのは、稼ぐのが非常に難しいジャンルです。
なので、個人でブログで稼ぎたいなら、専門ブログを作る事が非常に大事と言えます。
あなたも「恋愛ネタとか、生活ネタとか、車ネタとか、旅行ネタとか、いろんな事を書きたいから、そういう雑記ブログを作ろう」と考えているかもしれません。
例えば、有名人なら、雑記や日記ブログでも稼げます。
なぜなら、ファンは有名人の日常を知りたいので、何が書かれていても読みたいからです。
しかし、一般人、個人となると違います。
よく知らない人の「今日は、新しいフライパンを買いました」みたいな日記を読みたいかというと、別に読みたくないのです。
もちろん、ここを前項で話した「人のため」に書くようにすれば、
アフィリエイトなどで稼ぐ事も多少は可能です。
例えば、「新しいティファールのフライパンを手に入れたので、実際どれくらい耐久性があるのか、取手が取れるって本当に便利なのか、安いフライパンを何度も買い換えるのと、どっちがコスパが良いのかをレビューします」
という記事にして、楽天などのアフィリエイトリンクを貼れば、その記事から新しいフライパンを買ってくれて、多少の報酬(数十円、数百円)を手に入れる事は可能と言えます。
しかし、雑記ブログというのは、大金、
それこそ20万円以上を稼ぐのがとてもむずかしいのです。
その理由として
専門性がないので、Googleの検索にも上位表示されにくい
関連記事を読んでもらいにくい
大量のアクセスを集めないと稼げない
という3つの理由があるからなんです。
専門性がないと、Googleに上位表示されにくい?
Googleは、より役立つ情報が載ったブログを
検索で上位表示しようとする傾向があります。
その判断材料の1つは滞在時間です。
例えば、Aさんが「英語の勉強法」と検索して、
あなたの雑記ブログの英語記事にたどり着いた場合、
関連記事は英語と関係ないので、その記事だけ読んで離脱してしまいます。
逆に英語に関する事だけのブログ、すなわち英語専門ブログなら、
関連記事も英語に関する事が沢山並んでるので、読む確率が高まります。
関連記事も読まれるので、そのブログへの滞在時間が長くなり、
Googleに上位表示されやすくなるというわけです。
また、実際Googleも、専門ブログの方が、専門家(その方面に詳しい人)が書いているより信頼性のある記事であるに違いないと判断するので、専門ブログの方が上位表示されやすくなるのです。
逆に雑記だと、強みがどこなのか、何が専門なのかがGoogleが分からないので、
上位表示されにくい=アクセスが集まりにくいし、
関連記事も読まれにくい=稼ぐのが難しい
という事になるわけです。
だからブログで稼ぎたいなら、雑記や日記ではなく、
英語なら英語、恋愛なら恋愛、ビジネスならビジネス
とジャンル(テーマ)を絞る事が大切です。
関連記事が読まれにくい
これは、今、解説した通りです。自分が検索してる事と関係ないネタは、よほど興味が惹かれるような面白ネタやエロネタでもない限り、読まれません。
だから英語なら英語ブログ、恋愛ネタなら恋愛ブログのように、
1つのジャンルに絞った方が関連記事も読まれて、検索でも上位表示されやすくなり、
自分が紹介している商品を買う気があるお客さんが来てくれるようになります。
大量のアクセスを集めないと稼げない
今話した専門ブログであれば、大量のアクセスがなくても、大きく稼ぐ事が出来ますが、
雑記ブログだと、大量のアクセスがないとそうそう稼げません。
例えば、ニュースサイトやまとめサイトというのは、
基本的に、アドセンスのようなクリック報酬型広告で稼いでいます。
クリック報酬型は、1クリックで、0.5円、1円とか10円とかそういう世界ですから、
とにかく沢山のアクセスがないと稼ぐ事は出来ません。
月に100万アクセス集めて20万円稼げるかどうかみたいな世界です。
対して、例えば英会話ブログを作って、そこで英会話教材を紹介すれば、
2、300人に1人くらいの割合で買ってくれたとしても、
1個売れれば、5000円とか1万円とかの収入が自分に入ってきます。
つまり、20万稼ぐにも、月に12000アクセスくらいで良いのです。
雑記ブログだと、100万アクセス集めて20万。
専門ブログだと、1万アクセス集めて20万。
あくまで例なので、売る物などで結果は変わりますが、
感覚としてはこういう感覚だと思ってください。
だとすると、雑記ブログで稼ぐ事がどれだけ大変かが分かるはずです。
なので、話を戻すと、ブログで稼ぎたいなら、
雑記ブログや日記ブログではなく、専門ブログを作る事が大切なのです。
雑記や日記で食ってけるのは有名人なので、
有名人でない、一般人、個人で稼ぎたいなら、専門ブログを作ります。
個人がブログで稼ぐポイント3:ニーズがあるネタでないとダメ
最初に話した通り、プロのミュージシャンも、ニーズがある曲を作ってるから儲かるわけです。
自分だけが良いと思う独りよがりな曲を作っても誰も見向きもしてくれません。
アニメやドラマなどとタイアップするなら、そのアニメやドラマのイメージに沿った曲作りをする必要がありますし、
尖りすぎてるなら、万人受けするように、ポップな曲調に変えていかないと、
なかなか人気曲にはならないわけです。
それと同じで、ニーズがある記事をブログで書いていかないと、
なかなか儲けには繋がりません。
例えば、若い世代向けに「人気ガラケーランキング」なんて作っても、
誰も読みませんよね。誰もそんな記事は求めてないからです。
そういう需要がない記事をいくら量産しても、アクセスも来ないので、
儲かる事はありません。
特に需要が多そうな記事からどんどん書いていく事で、
アクセスが集まりやすくなり、早く稼ぎは発生します。
ニーズがない記事ばかり沢山書いても、「全然ブログなんて儲からないじゃん!」と稼げる前に精神的にくじけてしまい、諦めてしまうだけなので、
ちゃんと稼ぎたいなら、読んでくれる人が多そうなネタから書いていく方が、
ちゃんと稼げるようになるまでの期間も短くて済みます。
「どんなネタがニーズがあるのか分からないんだけど」という場合は、
Googleキーワードプランナーを使うと、どれくらいの人がそのキーワードで検索してるかを調べる事が出来ます。
このGoogleキーワードプランナーの使い方は、また別の記事で詳しく書いていきます。
個人がブログで20万以上稼ぐための重要ポイントまとめ
ブログは趣味で書いてはダメ。人のために書く事でお金になる。
雑記、日記ブログで稼ぐのは難しいので、専門ブログを作った方が楽に稼げる。
ニーズがあるネタから書いていく事でより早く効率よく稼げるようになる。
最初のナポレオン・ヒルの、
「好きな事を仕事にしろ!しかし趣味ではダメだ。なぜなら趣味は自分のためにやる事だ。それではお金は稼げない。お金をもらえる時というのは、人のためになにかを提供した時のはずだ。だから自分の好きな事でも、人のためになる事をやれば莫大な富を稼げるのだ」
この考え方、マインドセットを忘れないでブログ作りをやっていけば、
ちゃんと20万、30万と1つのブログから稼げるようになり、
ネットビジネスを本業として食っていけるようになります。
ぜひ今回話した3つのポイントを意識してブログ作りを始めてみて、
ネットで今の仕事より稼げる自由な生活を手に入れられるようになっていきましょう。