お客さんが来ても数秒ですぐ離脱されてしまって、記事が読まれてない。
自分の文章ってもしかして読みにくいのかな、つまらないのかな、説明が下手くそなのかな・・
そんな悩めるあなたは「ブログの書き方の型」みたいなものを持ってるでしょうか?
私も思いつくまま書いてた時は、
すごく良い事を書いてるつもりなのに、全然読まれませんでしたし、
当時の記事を読み直すとあまりの読みづらさに
自分でも冒頭でバチっと閉じたくなります。
そんな記事から今すぐ脱却するために、
ここでは、最後まで読者がぐぐっと集中して読んでくれるようになる
ブログ記事の書き方、型として使える簡単3ポイントをお教えします。
読まれるブログ記事の書き方:この3点だけ意識すればOK!
ブログ記事を書く時は、この3つを意識して書けば、
最後まで読まれる文章になります。
型となる3点
冒頭でどんな人向けの記事かを知らせる
結論を先に書く
ストレスを感じさせない文章を意識する
つまり、
冒頭で「どんな人向けの記事なのか」を知らせて、
最初の見出しで「結論」を先に書き、
あとは、読者が「ストレスなく」興味を維持して
読み続けられるように文章を書いていけば、
ちゃんと最後まで読まれるブログ記事になると言うわけです。
じゃあ、具体的なやり方をここから解説していきます。
読まれるブログの書き方1:どんな人向けの記事かを知らせる
まず、ブログ記事の冒頭部分では、来てくれたお客さんに
「こういう事が書かれてるんで、読んでくださいね!」と知らせる必要があります。
というのも、お客さんに
「自分向けの記事じゃない(自分が得たい情報がなさそう)」
と冒頭で判断されると、
基本的にお客さんは他のブログを探した方が早いと感じるので離脱してしまいます。
例えば
「頭にニキビのようなものが?自然治癒せず大きくなるから注意!」
というタイトルで記事を書くとしましょう。
で、この記事のターゲットとなる人はどんな人かと言えば、
頭にニキビのようなデキモノができてて治らなくて、
医者に行くべきか、放置しとけばいいのか、薬局の薬で治るのか、
どうしたものかと迷ってる人ですよね。
それを冒頭で書くんです。
「頭をさわると最近、何か凸になってる部分があって、押してみると、ニキビみたく白い塊や、透明の液体が出てきたりするデキモノが出来た。頭のニキビだと思って放置してたんだけど、潰れても、また膨らんできてを繰り返して完治しない・・
こんな症状に悩んでませんか?
それ、実はニキビじゃないんです。しかも放置してるとどんどん巨大化していきます。
ここでは、その頭のデキモノがなんなのかと、対処法を解説していきます。」
のように、
「こんな症状で悩んでる人は読んでください」
「これが何なのかを知りたい人、治し方を知りたい人、対処法を知りたい人は読んでください」
と、まず冒頭で相手の症状だったり、悩んでいるであろう事を
「ニキビみたく押すと白い塊が出てきたり」のように具体例を出しながら書く事で、
それに当てはまる人に
「あぁ、この記事には私の知りたい事が書かれている!」
と感じてもらって、
グイッと続きを真剣に読む態勢に入ってもらう事ができるわけです。
これって、実際、TVショッピングでも必ず使われてるテクニックなんですよ。
テレビショッピングでも、例えば、卓上ミニクーラーを売るなら、
「最近寝苦しいですけど、寝室に新たにエアコンを設置するのは、結構な費用もかかるので難しいですよね。」
「エアコンを付けたまま寝ると、空気が乾燥して、喉が痛くなったり、夏風邪を引いてしまったり・・」
「旦那さんが暑がりなせいでクーラーの温度を下げたがるけど、奥様にとっては寒すぎて、セーターや毛布にくるまったり・・」
のように、実際にその再現映像を見せながら、冒頭で例を出して
「そんなあなたのお悩みを解決するのが、この商品!」と紹介しますよね。
あれも、ターゲットに対して
「あなたのための商品ですから、続きを見てくださいね」
と惹きつけるために出してるわけです。
ちなみに、この例は自分を例にしてもOKです。
「最近私も、頭におできのようなものが出来て、潰したら、一度はほぼ治ったんですけど、その後、同じ箇所にすぐに同じおできが出来て・・」
のように、その記事を読んで欲しい相手の例になるのであれば、
自分もこういう症状があったんですと冒頭で書くのも効果的です。
ただ、関係ない事「先日、初めてコストコ行ってきて、噂のホットドッグ食べてきました。」
みたいな日記みたいなのを冒頭に入れるのはおすすめしません。
ブログを訪れるお客さんはほとんどが一見(いちげん)さんですから、
関係ない自分の日常を冒頭で書いても、
「どうでもええから、肝心の事教えてや!」と感じるだけなので、
逆効果になる事が多く、おすすめしません。
自分の事を知ってもらう(自分のファンになってもらう)ために
何か個人的な事も書いた方がいいのでは?と感じるなら、
最後にPSとして書く事をおすすめします。
その方が邪魔にならないですし、実際に「良い記事だった」と感じたお客さんは
PSを読む事で「へぇ~こんな人が書いてるんだ~」とあなたに興味を持ってくれたりします。
この冒頭の「どんな人向けの記事か」を全く書かないで、
「頭に出来たニキビはアテロームと言って、治し方なんですが・・」
と、いきなり本題に入ると、
お客さんも「ん?これ、本当に私の頭に出来てる奴と一緒なのかな?これ私の例に当てはまるのかな?」と疑問が生じて、他のもっと分かりやすく書かれたブログないかな~と去ってしまいますから、
必ず冒頭で「こんな人向けに書かれた記事ですよ。こんな事を知る事が出来ますよ」
というのを伝えると覚えておいてください。
読まれるブログの書き方2:結論を先に書く
冒頭で、お客さんに「お、私の知りたい事が書かれてそうだから、読んでみるか」と
読む気を起こさせる事に成功したら、
今度は冒頭の直後、もしくは最初の見出しで、結論(答え)を先に書いてしまいます。
「テレビみたく、『この後、あの大物芸能人が登場でスタジオ騒然!』とか言って、最後まで正体を引っ張るやり方を真似た方がブログも最後まで読まれるんじゃないの?」
と思ったかもしれませんが、これに関しては、
テレビとは違って答えを引っ張ってはいけません。
それをやると本当に読まれないです。
というのも、検索から来るお客さんというのは、そんなに暇じゃありません。
テレビのバラエティ番組のように暇つぶしで見るものなら、
引っ張るのもアリですけど、
基本的にブログっていうのは、何か忙しい中、
調べ物をしている人がほとんどです。
なので、引っ張られると、
「だから答えはなんなんだよ!他のブログチェックした方が早そうだな。」
と読者にストレスを与えて、ページからの離脱を招いてしまいます。
なので大事なのは、結論(答え)を最初に書く事なんです。
例えば
「頭にニキビのようなものが?自然治癒せず大きくなるから注意!」という記事なら、
最初の見出しで、
「そのニキビのようなもの、もし1度潰してもまた膨らんできて治らないなら、アテローム(粉瘤)の可能性が非常に高いです。その場合、出来る限り早く医者で摘出してもらう必要があります。」
のように、答え、つまり「それはニキビじゃなくて、アテロームですよ。医者に摘出してもらう必要がありますよ」という読者が一番知りたい結論を先に言うんです。
そして、結論を言ったら、次に、
- アテローム(粉瘤)って何?
- どうやって見分けるの?
- 市販薬じゃ治らないの?
- 摘出手術って日帰りで出来るの?
- 何科に行けばいいの?
- 費用はいくらかかるの?保険は効くの?
- 痛いの?放置してるとどうなっちゃうの?
といった、読者が追加で知りたい情報を解説していく事で、
読者は実際に問題解決に移すための情報を集めるために
引き続き記事を読んでくれるわけです。
なので大事なのは、記事を書く前に結論を決めておく事です。
例えば
「10日間でウエストを-3cmする方法」というタイトルなら、
「酵素ドリンクを飲みながらファスティングする事なんです」のように、
結論(答え)を決めて、それを冒頭の直後か最初の見出しでちゃんと書く事で、
お客さんはその後の「酵素ドリンクの選び方」や「ファスティングのやり方」の解説も
しっかり読んでくれるというわけなんです。
読まれるブログの書き方3:ストレスを感じさせない文章を意識する
さて、前項までで、ブログの構成自体は分かったと思います。
前項までのやり方だけでも、読まれる記事は充分書けるのですが、
やはりお客さんは、読んでて疲れる記事というのは、
途中で読むのを投げ出してしまいます。
特に、企業のお知らせメールのようなお堅(かた)い文章で書いてしまうと、
お客さんはフワァ~アとあくびが出て、頭に入って来なくなり、
読むのをすぐやめてしまいます。
なので、大事なのは、ストレスを極力感じさせない文章を書く事が大切です。
じゃあ、ストレスを感じさせない文章というのは
どう書けばいいのかというと、
企業メールとは逆をやれば良いのです。
具体的に言うと
難しい言葉や専門用語を減らしていく
行間などをしっかり取る
例をたくさん使う
を意識します。
ストレス無しで読める文章1:難しい言葉や専門用語を減らしていく
例えば
「頭頂部に炎症反応が確認される突起が顕現した場合、ざ瘡より粉瘤を疑い即時医師の判断を仰ぐ事が推奨されます。」
みたいに、医学用語や漢字熟語を連発されたら、
それだけで「あ~もっと猿でも分かるように言ってよ~」って
アレルギー感じてページを閉じたくなりますよね?
なので、
「つむじ辺りに赤くボコッとしたモノができた場合、ニキビよりも粉瘤(ふんりゅう)っていうデキモノを疑って、できる限り早くお医者さんに観てもらった方がいいですよ」
と、小学生でも分かるような平たい言葉で説明する事が、
大人にとっても読むストレスを大幅に減らす事になるんです。
誰も、難しい言葉がずらりと並んだ教科書みたいなブログを読みたくなんてありませんから、
簡単な言葉で説明するを意識してブログを書けば読むストレスを減らせます。
ストレス無しで読める文章2:行間などをしっかり取る
文字がぶわっと詰まってたら読みづらいですから、
読みやすいように適度に行間を取る事が大切です。
行間を取って、時にはリストや色文字なども使いながら、
「こうした方がお客さんは読みやすいだろうな」
と気使いながら書いていく事が読むストレスを減らす事につながります。
(おもてなしの気持ちですね)
ちなみに改行を頻繁に使って、
目が左右に動く幅を減らして
読み疲れしにくくするテクもあるのですが、
最近はスマホのような狭い画面だと、
逆に改行すると意図しない所で折り返されて読みづらくなるので、
改行はしなくてもOKです。
スマホとPCで改行ありなしを分けられる場合は、
PCやタブレットだけ改行を使うと良いですね。
リストはこういう奴の事です
- 〇〇する
- 〇〇する
- 〇〇する
こういったものを使って分かりやすくし、
長文を読んでるというストレスを減らしてあげましょう。
ストレス無しで読める文章3:例をたくさん入れる
分かりやすい文章とは、イメージできる文章です。
そのイメージを補助するために例を入れてあげるのがストレス軽減に非常に役立ちます。
例えば、頭のデキモノの対処法の記事で
「できものに炎症が見られたら、お医者さんに相談しましょう」
とだけ記事に書かれてたら、
「炎症って言われても、どういう状態を炎症っていうの?どれくらいひどい時はお医者さんに行った方がいいの?」
というのが読者はイメージできず、よく分からないので、
他のブログへ飛んでしまいます。
なので
「色が赤くなってうっすら血がにじんでいたり、もしくは時々潰れて、透明の液やニキビのような白い塊が出てくるようなら、すぐに皮膚科のお医者さんに行って、診てもらいましょう。」
のように、具体例を出す事で、お客さんに「分かりやすい!」と思ってもらえて、
「この人の例えは分かりやすいから、もっと読もう」
と最後までしっかり読んでもらう事が出来ます。
「食の宝石箱や~」みたく、例えがうまいタレントさんや芸人さんって
テレビでも売れっ子になりますよね。
それと一緒で、ブログでも例えがうまいと、
ぐいっと読ませる事ができる分かりやすい文章になりますから、
必ず解説には例えを入れるように心がけましょう。
「その例えを考えるのが面倒くさい」ではダメですよ。
そこを読者頼りにしてるから、読者はストレスを感じて離脱するわけですから、
読者の代わりに例えをこっちが考えてあげる事で、
読まれるブログ記事になるって事なんです。
ここまで、
- 難しい言葉や専門用語を減らしていく
- 改行、行間をしっかり取る
- 例をたくさん使う
と3つのテクを解説しましたが、
結局は「お客さんにストレスを与えないように書こう!」
と意識してれば、自然とどれも出来る事なので、
「ストレスを与えないように」って部分だけ意識してれば
最後まで読んでもらえる文章はどんどん書けるようになっていきます。
読まれるブログ記事の書き方・まとめ
というわけで、
冒頭でどんな人向けの記事かを知らせる
結論を先に書く
ストレスを感じさせない文章を意識する
という3ポイントを意識してこれからは読まれるブログ記事を書いて、
アクセスも収入も増やしていってください。
ちなみに
今回話した読まれるブログ記事の書き方を
私はこの教材で学んだおかげで身につける事が出来ました。
非常に分かりやすい、ふんだんな例を使った解説のおかげで、
1記事に丸2日かけても全然読まれない駄文記事しか書けなかったのが、
読まれる上に商品が売れて、ファンにもなってもらえる記事を
たった2時間で書き上げられるほどに激変できました。