アフィリエイト広告を貼ったり、ランディングページへのリンクをブログに貼る際、
目立つように画像付きのバナーを貼った方がいいのか、
それとも地味なテキストリンクの方が実はいいのかで迷うと思います。
これ、なんとなくで決めてると、全然クリックされないバナーやリンクを作ってしまったりするので、ここでは、それぞれの利点を話しながら、実際のところ、どっちを使った方がクリックされるのか話していきます。
テキストリンクとバナー、どっちの方がクリックされる?
テキストリンクとバナー、どちらの方がクリックされるかを分かりやすく言うと、
広告っぽさを薄めて紹介したいならテキストリンク。
広告だと相手が分かっててもクリックしてもらえるようなものならバナーの方がクリックされる。
というのが答えですが、
単純にクリックされやすいのは、テキストリンクの方に実はなるんです。
その理由を詳しく説明していきます。
テキストリンクは、〇〇っぽさを消す事ができる
まず、最近のインターネットユーザーは、広告というものに慣れてしまっています。
だから、消せる広告なら、すぐに✖を押して、広告を消しますし、
消せないなら、すぐにスクロールして飛ばしますよね。
商品を売りたい側としては、読者の目を止めるために、
より目立つバナーを作ろうとするわけですが、実はそれは逆効果で、
バナーが目立てば目立つほど、
「また広告か。ウザいな~」と読者に思われて、
読者はさっさとスクロールする傾向があります。
なので、最近はバナー広告のクリック率というのは、
そんなに良くはありません。
しかし、その広告っぽさを消せるのが
テキストリンクの利点です。
テキストリンクは、ブログの本文に紛れされる事が出来ます。
本文を読むついでにそのまま文字を読者は読んでくれます。
例えば、青汁のアフィリエイトがあったとして、
下記のようなバナーを作ったとしましょう。
これ、最初から青汁にすごく興味がある人なら、クリックしますが、
ほとんどの人は、これではクリックしません。
なぜなら「なんだよ、青汁の広告かよ」で終わりです。
素早くスクロールして無視します。
しかし、下記のようなテキストリンクならどうでしょう。
いつもダルくて疲れやすく、夜もなぜかぐっすり眠れない。そんな私がある物と出会ってから、早朝からジョギング通勤を始め、それでもまる1日全く疲れ知らず。
文字なので、本文中に入れれば、本文を読むついでに、この文字も読みますし、
「え、なんだろう。なんか気になるなぁ」と感じてクリックしたくなるわけです。
テキストリンクを本文の一部にする
さらに、今のテキストリンク広告を、本文の一部にしてしまう事で、
クリック率をさらに上げる事もできます。
いつもダルくて疲れやすく、夜もなぜかぐっすり眠れない。そんな私がある物と出会ってから、早朝からジョギング通勤を始め、それでもまる1日全く疲れ知らず。
↓
最近、私もなぜか分からないけど、夜ぐっすり眠れなかったり、朝から疲れてるような感覚があって、医者に行った方がいいのかとも思ってたんですけど、あるものと出会ってから、夜はぐっすり、朝は目覚ましが鳴る前に自然と目がすっきり覚めるようになって、最近はジョギング通勤まで始めてしまいましたが、全く1日疲れ知らずなんです。
そのあるものに関しては、こちらで紹介していますが、
話を戻しまして・・・
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こういった感じで、
あくまでブログ記事の一部としてテキストリンクなら紛れさせる事ができるので、
読者も自然と読みますし、興味が引かれてクリックする人も増えるわけです。
*もちろんブログ記事の内容とちゃんとマッチしてないと意味ないですよ。ブログ記事でITの事を書いてるのに、こんな健康の話とか入れても効果はないと思ってください。読者的にはどうでもいい話なので、飛ばしてしまいます。健康系のアフィリエイトなら、健康系の記事にこういう文章とリンクを入れると効果があるという事です。
そう、露骨にバナーで目立たせるより、
クリックした先に一体何があるんだろうとワクワクさせたり、
「体調が激変したあるものとは!?」のように疑問を投げかけて、
答えが分からないと気持ち悪いという状態にさせた方が、相手はクリックしたくなりますし、
関連記事のリンクかな?広告ではないのかな?と
広告っぽさを薄める事も出来ます。
最近は、サムネイル付きの関連記事一覧に
表示させるアドセンス広告もありますよね。
こういう奴です↓
この中でも「貧乏人の家ほどモノが多い理由」という奴は、
関連記事に見せかけて、実は広告です。(実際下に小さく広告と出てますが)
このように、関連記事っぽく出す事で、
クリックする人が「答え」が気になってクリックしたりします。
画像を合わせる場合も、わざと何の画像なのか分からないような画像を使う事で、
「答え」が知りたくてクリックが増えるようになります。
あるものを一さじ使うだけで、
一日疲れ知らずの体に激変!
↑みたいな感じで、「え?この画像、一体何なんだろう?」と思わせる事でクリック率を上げる方法も最近は多いです。
まぁ、あまりにも胡散臭い感じだと、
それはそれで読者ももう慣れてるので、クリックしませんが。
いずれにしても、露骨に商品名を出したり、何の宣伝かが分かるバナーを貼るより、
興味だけを引く方がクリック率が高いというわけです。
バナー広告特有のある利点
バナー広告は、逆に、目立たせる事が仕事です。
テキストリンクは、目立たせず、本文に紛れさせてクリックを促すわけですが、
バナー広告は、その商品を欲している人(顕在顧客)に直接、訴えかけるために使います。
例えば↓
全然肩こりと関係ない記事を読んでる時でも、
ものすごく肩こりで悩んでいる人なら、
こういったバナー広告が出れば、
藁にもすがる思いでクリックします。
旅行先でお昼ご飯を食べる所を探してる時に、
大きな看板で「〇〇寿司」とか「〇〇ステーキ」とか出てれば、
その看板を見て、足を止めますよね。
バナー広告は看板と一緒で、今求めているものが表示されれば、
思わずクリックしますが、
そうでないお客さんにとっては、スルーされてしまう傾向があります。
なので、テキストリンクが「潜在顧客」、
つまり、その商品に興味を持ってない人に訴えかけるものなら、
バナー広告は、「顕在顧客」つまり、
その商品に直接的に興味を示している人に訴えかける効果が高いというわけです。
また、男性ならバナー広告で思わずクリックしてしまうものは、
かわいい女の子や胸の谷間が強調された女の子キャラなどが載ったバナーだと思います。
もしくは、ダイエットのビフォーアフター写真なんかがバナーで載ってれば、
気になってクリックしたりするでしょう。
よく漫画レンタルサイトのバナーも最近は出ますが、
あれも内容が気になってクリックしたくなったりしますよね。
つまり、そういう視覚的な驚きや興味性を出せるものなら、
バナーリンクも効果があるというわけです。
ただ、バナーリンクを使うと、
「何かを売りつけるページに飛ばされるな」という警戒心を上げてしまうので、
そういう意味ではテキストリンクの方が
明らかに実はクリックされる確率が高いのです。
バナーは記事を読むのを邪魔しない位置で使う
バナーを使うのであれば、お客さんが記事を読む時に目障りだと感じさせない場所、つまりサイドバーや記事下などが良いと言えます。
サイドバーなんかは、目障りにはならないので、
顕在顧客向けに目立つバナーを貼っても良いでしょう。
記事の文中に貼る場合、その記事の中でそのバナー広告の商品を紹介しているのであれば、
使うのもありですが、基本的には「何かを売りつけられる」という警戒心を高めるので、
テキストリンクの方がクリックされやすいと考えてください。
テキストリンクとバナーリンク、どっちがクリックされやすいのか・まとめ
というわけで、
基本的に読者は、「広告はウザい。売りつけられたくない」って思ってますから、
いくら目立つバナー広告をペタペタ貼ろうが、
自分がお金を払ってでも今すぐ解決したい問題に関する商品でもない限り、
読者はそれをスルーします。
特に記事の中に貼られたバナー広告は、
読者が記事を読むのを邪魔するものと感じるので、
スルーされやすいです。
なので、クリック率を高めたいなら、
逆に目立たないテキストリンクを使った方がクリック率は上がります。
これは自分でもバナーとテキストリンクの両方を貼ってみた結果、
特に記事上、記事下、記事中では、テキストリンクの方がクリック率が上がりました。
→<関連記事>広告リンクはどこの位置ほどクリックされやすいのか?計測したら意外な結果が。
そしてそのテキストリンクも、あまり広告っぽさを出さず、
一番良いのは、ブログ記事本文内で自分の体験談などを交え、
興味性を出しながら紹介して、自然な流れで入れる事です。
目立たせたい所や画像で興味を引けるならバナー。
広告っぽさを消したい所にはテキストリンク。
とうまく使い分けると、クリック率が劇的に上がりますよ。