Laravelプロジェクトとは、Laravelで作成中の1サイトのファイルが全部入ったフォルダの事、つまりサイトのフォルダの事です。
言い換えると、Laravel本体がインストールされたフォルダの事を指します。
これを聞いてもあなたは今ひとつピンとこないと思うので、
まずLaravelの構造自体を解説します。
Laravelプロジェクトとは?作成とはどういう事?
Laravelでウェブサイトを作る際は、Laravelをサイトごとにインストールします。
これは、WordPressをサイト毎にインストールするのと全く同じです。
なので、新しいサイト用に新しいLaravel一式をインストールする事を
Laravelプロジェクトの作成と言います。
Laravelは通常、Composerというソフトを使ってサイト毎にインストールします。
例えば、この画像は、XAMPPというLaravelを動かすための環境ソフトのフォルダ内なのですが、
そのXAMPPのhtdocsというフォルダの中に、作成したLaravelプロジェクト達(サイト達)が入ってます。
Laravelプロジェクト名は基本的にはサイト名を付けますが、テスト用や練習用だったら、test1とか、sample1とか、そんな名前を付ければOKです。
Laravelプロジェクトの名称は、基本的には半角英数字を使います。というのも、実際にサーバーで今後動かす際にも、このLaravelプロジェクト名は使いますから、英数字でないとバグってしまう可能性が高いです。英語であれば、大文字、小文字どちらも使えますが、のちのちのタイプミスでエラーなどを避けるために、小文字推奨です。
下の画像は「japaslang」というサイトのLaravelプロジェクトフォルダの中身です。
Laravelプロジェクトを作成すると、
毎回、app, config, database, public, resources, routes, storage, vendor などといったフォルダ群が作成されます。これらがLaravelを動かすファイルが入っているフォルダ群です。
これらの中のファイルを書き換えたり、新しいファイルを作成してこのフォルダの中に入れる事で、あなたのサイトが表示されるようになってます。
Laravelプロジェクトの作成方法
Laravelプロジェクトの作成には、以下のコマンドを使います。
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composer create-project "laravel/laravel=6.*" newsite --prefer-dist
この6.* の部分は、バージョンなので、バージョン指定したい場合に入力します。
バージョン指定しない場合は、最新版がインストールされます。newsiteの部分は自分のサイト名、もしくは付けたい名前を付けてください。それがフォルダ名になります。
コマンドプロンプト(ターミナル)でやっていくんだけど、手順はここで解説してる↓
Laravel6のインストールのやり方。超初心者でもよく分かるレベルで解説
さっぱり分からない場合は、これを上から順番に読んでいくと何をどうやるのかよく分かるよ↓
Laravelでサイト作成のやり方。初心者向けに1からの流れを分かりやすく解説!
Laravel6入門:開発環境の構築とは?XAMPPを例にやさしく解説!
バージョン指定しない場合は、
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composer create-project laravel/laravel newsite --prefer-dist
と入力すればOKです。
→Laravelのバージョンのおすすめは?2020年から学び始めるなら
他にもサイトによっては、Laravelプロジェクトの作成の所で、
laravel new testsite
のように打つように指示されているかもしれませんが、こちらも作られるファイルは同じです。どちらを使っても良いですが、こちらのコマンドはLaravelインストーラーがインストールされてないと動かないのと、バージョン指定できないという点で不便なので、先述の方法がおすすめです。
→laravel new コマンドでエラー?動かない場合は、こっちで一発解決!
ちなみに、やっぱ作ったけど、削除したい、変更したいって場合は↓