ブログを書く時にペルソナ設定(ターゲット設定)やってますか?
面倒くさくてやってない、もしくはターゲットを絞らない方が幅広い読者に読んでもらえると思って、ターゲット(ペルソナ)なんて決めてない・・
なんて感じになってませんか?
そうやってターゲットなしで書いてると、実はぜーん然読まれない記事になりがちです。
実際にこの記事に辿り着いてくださったという事は、
やっぱりターゲット設定しないとマズイのかなと感じてるから、
読んでくださってると思うんです。
はい、その通りで、ターゲット設定(ペルソナ設定)は
絶対やった方が読まれる記事になり、
読んだ人が続々とファンなってくれるようになるので、
リピート客のおかげで検索上位にも入りやすくなる上に、
あなたが紹介するアフィリエイト商品なども売れやすくなります。
ただ、ペルソナ設定を形式通りにやっても面倒な割にはあまり効果が出ません。
ここでは、他のブログではあまり教えてくれない、
ペルソナ設定の本当に大事な部分をあなたにだけにこそーりとお教えします。
しかも、ブログを書く時間が短縮できるので、ぜひ活用してください。
読まれるブログになるペルソナ設定(ターゲット設定)のやり方
ペルソナとは、ブログ記事を書く時に1人の人物を明確にイメージして、
その人物に向けて記事を書くという方法です。
画像のように、基本的には
「55才、会社員男性、月収30万、メガネで痩せ型。妻子持ち。名前は石田さん」
みたくその人の特徴を決めて、その人物に対して話している気持ちで
ブログ記事を書くのが、ペルソナ設定を使ったブログ記事の書き方になります。
ただ、これだけだと、正直、そんなに読まれる記事にはなりません(汗)。
というのも、一番大事なのは
「その55才、会社員の石田さんは、どういう悩みを持っていて、何を知りたいのか?何を解決したいのか?」という部分をしっかり書き出す事なんです。
そこを知る事で、読者が知りたい事が詰まった、
読者のハートにグサッと刺さる記事が書けるわけです。
その詳しいやり方を含めて、
そもそもなぜターゲットを絞る必要があるのか?(なぜ絞らないとダメなのか?)
本当に効果的なペルソナ設定を使ったブログの書き方手順
というのを、ここから解説していきます。
なぜペルソナ設定(ターゲット設定)をやった方が読まれるの?
例えば、ダイエット方法を紹介する記事だって、若い女性で痩せたい人もいれば、中年男性で痩せたくてサプリを求めてる人だっているよね。どっちにも響くように書いた方がアクセス来るでしょ!?
って思ってませんか?
でも、それは✖です。(ブブー)
その書き方だと、誰にも刺さらない、何を言いたいのか分からない記事になっちゃうので、
結果、読まれずバチッと閉じられてしまいます。
ターゲット絞ってない文章例
「ダイエットには、実は筋トレが一番で、筋肉を付ける事で、脂肪の燃焼効率が上がって、運動しなくても痩せる体質になっていくので楽して痩せられますし、夏にはビキニが着れるようになり、男性ならマッチョになって、お姫様だっこも出来るようになれちゃうんです。」
この文章は、ターゲットを老若男女全体に広げて書いた文章です。
で、意味分からなくないですか?
運動できる若い男性向けに「筋トレが一番」と言ってるのに、そのすぐ後には、運動したくない女性や中年向けに「痩せる体質になるので、楽して痩せられる」という、矛盾した事を言ってますし(筋トレというキツイ運動が必要なのに楽して痩せると言ってる)、
女性は、腕が太くなるのをすごく嫌がるのに、女性と男性ターゲットを混ぜてるので、マッチョになってお姫様抱っこができるなんていう、いかにも腕が太そうなイメージを書いてしまってます。
そう、ターゲット(ペルソナ)を絞らないと文章が矛盾だらけになって、
誰にも信用されない文章になっちゃうんです。
だから、ターゲットって絞る事が大切なんです。
ターゲットじゃない人も読んでくれるから心配無用!
と思うかもしれません。
それが、そうでもないんです。
例えば、若い男性だろうが、年がいったおじさんだろうが、中学生の女の子だろうが、
もし料理を自分で作りたいなと思ったら、料理レシピサイトを見ますよね?
料理レシピサイトとか料理ブログって、基本的に主婦をターゲットに書かれてるんですよ。
でも、男性でも見るし、未婚の女性でも見るでしょ?
例えば、童貞男性向け恋愛ブログを書いてたのに、
なぜか女性のコメントが沢山来る事もありましたし、
他にも、私なんかでも、脱毛に興味があった時は、女性向け脱毛器のページでもよく読み漁ってましたし、実際にそういう女性向け脱毛器を自分の脱毛のために買った事も何度かあります。
まぁ、確かに例えば、脱毛器紹介の記事の中で、
メインターゲットである20代女性向けに記事を書きつつ、
「彼氏や旦那のヒゲ脱毛にも使えちゃいますよ」みたいな一言を入れるぐらいなら全然OKです。
ただそれはあくまでオマケであって、
あくまでちゃんとメインターゲットに向けて書かないと、
さっきの「ビキニを着たい女性向け記事にマッチョになる、腕が太くなる」とか書いて失敗するみたいな事が起こるから、ターゲット(ペルソナ)を明確にする必要があるんです。
それを肝に命じて、これからは、必ずこのターゲッティング(ペルソナ設定)をやってください。
ブログを書く時の具体的なペルソナ設定のやり方手順
では、具体的なペルソナ設定のやり方ですが、
- 記事のテーマ(仮タイトル)を決める
- ペルソナ設定をやる(注意点あり)
- 今出した悩みに答える記事を書く
という手順で記事を書いていきます。
1.記事のテーマ(仮タイトル)を決める
まずは、記事のテーマを決めます。
例えば、あなたが筋トレブログを書いているとして、
「短期間で胸板を厚くする方法」というテーマ=記事タイトル(仮)で
ブログ記事を書いていくとしましょう。
ちなみに、この記事のテーマ、タイトルを決める時は、
キーワード選定をした方が良いです。
【誰でも出来る】キーワード選定のやり方・2019【たった2ステップ】
SEOにも効く記事タイトル付け方。この3つだけ意識すれば上達する
記事のテーマ(タイトル)を決めたら、その内容を伝えたい1人の人物を決めます。
2. ペルソナ設定をやる(注意点あり)
じゃあ、「短期間で胸板を厚くする方法」を知りたい人物ってどんな人物だろう?
っていうのを考えながら、ペルソナ(1人の人物)を決めていくわけですが、
ここで、まず、その「短期間で胸板を厚くしたいなぁ」と思ってその方法を
Google検索している人物をイメージしながら、
その人がどんな悩みを抱えた人物なのかを書き出してみます。(ここが重要!)
例
もっと男らしい体になりたいと思って、ジムにも勇気出して通った事もあるんだけど、1年通っても大してガタイはよくならなかったし、胸囲を図っても、正直数字はほとんど変わっていない。
ん~何が悪いんだろう。食事が悪いのかな?それともやってる筋トレメニューが悪かったのかなぁ。それともフォームや回数が悪いんだろうか?体質的な問題なのかなぁ。
体大きくするために、沢山食べて、太ってしまうのも嫌だし、カロリー計算も面倒くさいし、なんかもっと分かりやすいやり方とかないのかなぁ?夏までにガタイよくなりたいんだけど。
みたいな感じで、検索してる人物が抱えてそうな悩み、思ってそうな事、感じてそうな事を本人になりきって書き出してみてください。
ここでオマケとして、細かい人物像設定も作る
そして、その悩みや考えてる事が分かったら、具体的な人物像もオマケとして出します。
例えば、今書き出した事をイメージすると
「痩せ型、男性、未婚彼女なし、年齢23才、会社員、月収20万、一人暮らし、ジムに通っていた経験あり。」
みたいな事がイメージ出来ますよね。
こういうふうに書く事で、「あくまでメインターゲットは、20代未婚で痩せ型(太りづらいタイプ)の男性だ」とイメージできるので、その人物に対して記事を書いていきます。
最初に話したように、ここで、太ってる男性や50代の中年男性などにも向けて書いてしまうと、ブレブレの説得力のない記事になってしまいますので、気をつけてください。
ちなみに、もしあなたが、雑記ブログではなく、筋トレブログのような専門的なブログ)を作っているのであれば、記事ごとに毎回このペルソナ設定をやらなくてもOKです。
というのも、ブログ全体のターゲット像(ペルソナ)を決めてしまって、
それを使いまわしても構わないので、ブログ全体で「20代独身男性向け」のような設定がある程度決まっているのであれば、
記事を書く時は「検索してる人の悩みや感じてる事」だけを書き出して、
この「年齢、性別、職業」みたいなのは、毎回書き出さなくてもOKです。
ブログ全体のターゲット像と記事のターゲットがずれるのであれば、
細かい設定まで書き出した方が、より刺さる記事になりますから、
やった方がいいのは確かですが、
面倒くさいなら、悩み出しの部分だけやればOKです。
3. 今出した悩みに答える記事を書く
さて、前項のペルソナ設定で、検索者の悩み、知りたい事が分かってきました。
- ガリガリなせいで体が大きくならない
- でも食べすぎて太るのも嫌だ
- カロリー計算とかは面倒くさい
- どんな筋トレメニューがいいんだろう?
- フォームとかはどうやってチェックする?
こういった検索者の疑問に答える記事を書いていけば良いわけです。
例えば、「あんまり太りたくない。カロリー計算は面倒くさい」といった部分にも、
「沢山食べないと大きくなりませんが、油ものを控えて、タンパク質メインしていけば、太らずに大きくする事も出来ます。」
のような解決策を入れながら記事を書いていく事で、
「おぉ~知りたい事にちゃんと答えてくれてるし、すげぇ分かりやすい記事だし、これなら実行できそうだな」と思ってもらえる刺さる記事を書くことが出来るというわけです。
記事のブレを防ぐために
ただ、検索者の疑問全部に細かく答えていこうとすると、
「結局、どれが一番大事なの?何が言いたいの?」と思われるようなピンぼけ記事になってしまうというデメリットもあります。
そこでこのピンぼけ記事を防ぐために大事なのが、
その記事で一番言いたい事(結論)を先に決めておくという事です。
例えば、「短期間で胸板を厚くする方法」の結論だったら、
- ベンチプレスをやる
- 筋肉痛の間はやらない
- しっかり休息を取る
みたいに、いろいろ言いたい事が出てくると思うんですが、
結局どれが一番大事なの?って読者を迷わせないために、
これが一番大事だよって事を1つ決めておくんです。
「胸板を厚くするために一番大事な事は、しっかり食べる事です。」
のように、
これが一番大事だよって事(その記事の結論)を先に決めておいて、
それを軸にしつつ、読者の疑問にも答えていく事で、
ブレない刺さる記事が書けるようになります。
例えば、「しっかり食べる事の記事なのに、ベンチプレスのやり方まで説明しちゃうと、話が飛びすぎてまとまりのない記事になってしまう」という場合は、
ベンチプレスのやり方はその記事では書かずに、別記事として書いて、
「ベンチプレスのやり方についてはこちらの記事で解説してます」と
リンクを貼れば良いわけです。
結論を決めずに、ただ読者の悩みに答えるみたいな記事にしちゃうと、
話が脱線して「結局何が言いたいの?どうすればいいの?」という
ピンぼけで刺さらない記事になりがちなので、
結論を1つに絞っておく事も説得力のある記事にするために重要です。
この結論を先に決めるブレない書き方については、下記の記事でより詳しく超解説しています。
ブログ1記事の執筆時間が2日→2時間に!3点集中で上達ライティングスピードアップ
読まれる記事になるペルソナ設定(ターゲット設定)のやり方・まとめ
というわけで、ペルソナ設定で大事なのは、
「年齢、性別、職業」みたいな部分も、
ブレない記事にするために大事なのですが、
一番大事なのは、お客さんは、
「検索する時に、どんな悩み、どんな疑問を抱いているのか?」
という部分をちゃんと書き出す事なんです。
これを書き出す事で、書くべき内容は、その疑問、その悩みに答える内容を書けば良いので、
記事で書くべき事が明確になってスラスラ短時間で書けるようになりますし、
ちゃんと読者が欲してる内容の記事、刺さる記事を書けるようになるので、
このペルソナ設定をこれからはしっかり記事を書く時にやるようにしてくださいね。
そしたら、あなたのブログのアクセスも増え、収入も増えますよ。
PS. 実際にペルソナ設定したら、それを記事作成画面にメモっておきたいですよね?
このメモ機能の作り方はこちら
WordPressの投稿画面にメモ機能を実装。プラグイン不要!