影響力の武器は読むべき?読んでもネットビジネスで今は稼げない理由

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影響力の武器は買うべきなのか

ネットビジネスを学んでいると必ずと言っていいほど、
ネットビジネスを教える先生方の口から出てくるのが
ロバートBチャルディーニという人が書いた影響力の武器という本です。

 

現在は第3版まで出ています。価格は2700円で、
辞書のような分厚い本で、

なかなか書店では見かけませんが、
今でもアマゾンなどのオンライン書店では長年売れ続けている本です。

 

そんなわけで、あなたも影響力の武器を買った方がいいのだろうか?

 

この本を買う事によって、ネットビジネスや
コピーライティングのスキルがしっかり上がって、
あなたの稼ぎをプラスにする事が出来るのか?

 

という疑問があると思いますので、
実際の所、影響力の武器は読むべきなのか?(買うべきなのか?)

という疑問に答えていきます。

 

影響力の武器は読むべき?ネットビジネスに役立つ?

実の所、ネットビジネスを教えている先生方は、
この影響力の武器という書籍の名前は例としてよく出すものの、
出した後すぐに「別に読む必要ないですよ」と言う事が多いです。

 

なぜかというと、その先生方の教材やセミナーなどで教えている
コピーライティングテクニックを知れば十分ですよ、

わざわざ影響力の武器を買わなくても、
同じ内容をもう教えてるので買う必要ないですよという意味で、
買う必要はない(読む必要はない)と言っています。

 

ただ、もしかしたらあなたは、

その先生方は本当は「実は、すげー役立つからライバルに影響力の武器はあんまり読んで欲しくないんだ。」と、真実を隠すために「読む必要ないですよ。すでに私達の教材やセミナーで同じ事教えてますから」と言っているのかと疑いを持っているかもしれません。

 

かくいう私も、実は「やっぱり読んだ方が、コピーライティングの本質が学べていいのかな。なんかもっと根本的な部分が理解出来て、自分のコピーライティング技術もさらに劇的に上達するのかな?」と思って、買って読んでみたんです。

 

そして、私が感じた事なんですが。

 

「実際、読む必要ないな(汗)。この本で学べるテクニックはネットビジネス大百科の木坂さんのコピーライティングパートや宇崎恵吾氏のミリオンライティングなどで語られてきた事と全く同じ事だな・・」と感じました。

 

影響力の武器は一言で言うと、実戦向きではない。

この影響力の武器という本は、乱暴に言うなら

「消費者が詐欺師に騙されないように、詐欺師が使ってる心理テクニックを、Gメンとしていろんなセールスのうまい会社、荒っぽい手口を使う会社に実際に入社して潜入捜査してきたロバート・チャルディーニさんが暴露しますよ。これを読んであなたも詐欺師に騙されないようになってくださいね」

という内容の本なんです。

 

そして、そこには、コピーライティングでお馴染みの
「権威、希少性、社会的証明、好意、返報性、一貫性」
というテクニックの使い方、

そしてそれを詐欺師に実際に使われて騙されてしまう実例が書かれています。

 

ただ、コピーライティング教材、セールスレターの書き方の教材を
過去に買った事がある人なら、

どれも知ってるテクニックなはずですし、
今やどれもすでに語り尽くされているテクニックです。

 

そして、私が一番感じた事なのですが

この影響力の武器を読んだからと言って、セールスレターやLP、
ないしブログ記事の書き方がドドンと上達したり、売上UPにつながるかと言ったら、

間違いなくNOです。

 

なぜかというと

この影響力の武器という本は
ネットビジネスへの応用の仕方が書かれているわけではありません。

 

これらのテクニックをブログやセールスレターに
どう活かすかは書かれておらず、

あくまで、セールスマンや商売のうまい会社は
テクニックをこう使ってますよという例が書かれているだけです。

 

なので、それをブログやセールスレター、LPなどにどう活かすかは、
自分の頭で考えなければなりませんし、なにより間違った使い方をして、
逆に売れない胡散臭い文章を作ってしまう可能性が高いです(後述します)。

 

全く違った分野のテクニックを自分のネットビジネスに活かそうと考えるのは、
かなり難しく感じる作業です。(エクササイズとしては有効ですが)

 

なので多くの人は、影響力の武器を読んでも
「へぇ~そうなんだ~、すげぇ~」で終わってしまうはずです。

 

ただ、すでに先程話したように、
ネットビジネス大百科および、
ネットビジネスの様々な先生方のコピーライティング講座などで、
影響力の武器のテクニックの活かし方はすでに散々語られているので、

 

自分のネットビジネスやブログライティングに活かしたいのであれば、
そういったネットビジネスのコピーライティング教材で勉強した方が
よっぽど間違えず正しく使いこなして、
実際の売上UPにすばやく貢献できるはずです。

 

なので、ネットビジネスを教える先生方が
「別に今から影響力の武器を読む必要は全然ないですよ」
とよく言ってるのは、確かにその通りだったなと私も感じました。

 

今はもう、影響力の武器テクだけでは売れない

影響力の武器でも語られている
「権威、希少性、社会的証明、好意、返報性、一貫性」というテクニックは
確かにコピーライティングの基本中の基本であり、

人間の根本的な部分は何百年経っても変わってないので、
現代でも確実に効果はあります。

 

例えば、芸能人などの有名人が「コレ私も使ってて、めっちゃ効くんですよ!」と言うと、それが良いものに感じて、次の日には各地で突然売り切れが発生する「権威」だったり、

ポイント

実際に良い例として、タイで2016年ぐらいに「幸運をもたらす子供の幽霊を憑依された人形」というのが売られ始め、芸能人がテレビでそれを持ってる事を公言し出した途端、その人形が数十万円するにも関わらず、1年以上の予約待ちになるほど人気になった事があります。

人は尊敬した人が薦めてるものは買う

こんな胡散臭い不気味な物でも権威のある人が公言すると値段を度外視して欲しくなるのです。(今は黒歴史化し、人形はお寺に捨てられるそうです・・)

また「カールが関東では生産終了します」と言われれば、思わず「だったら買っとこうかな」とスーパーやコンビニへダッシュする「希少性」、

「私もこれで腰痛が治ったんです」といった良いレビューが沢山載っていれば、「だったら失敗しないだろうと」購入を決めるキッカケになる「社会的証明」だったりと、

 

影響力の武器で紹介されているテクニックは
どれも現代でも確実に使えば機能するテクニックではあります。

 

しかし、じゃあ、それをただ単に使えば、
ブログやサイトで紹介したアフィリエイト商品などが
じゃんじゃん売れるのかというと、全く売れません

 

売れた時代もありましたけど、今は違うんです。

 

今は「限定10個!急いでください!」みたいな事が書いてあっても
「はいはい、どうせずっと売ってるんでしょ」みたいな感じで、
ほとんどスルーしますよね?

 

中途半端に影響力の武器を読んで、
そのテクニックを使いだすと、
逆に売上が下がる胡散臭い文章を書き始めてしまいます。

 

例えば、売れる正しいコピーライティングテクニックとして
1つ大事なのは、ちゃんと理由を付ける事です。

 

「限定10個限りですよ!急いでください!」と言われても、

「なんで10個しかないの?なんで急ぐ必要があるの?」
人間は常に「なんでそうなるの?」って無意識に考えてしまい、
それを信じようとはしないように出来ています。

 

なので、ちゃんと

「なんで10個しかないかというと、現在この商品を作るために必要な〇〇草はインドネシアの〇〇山でしか群生しておらず、非常に入手が難しくなっており、当社でも交渉を重ねた結果、なんとか分けてもらえたものを使って出来たのが、この10個なんです。」

 

のような、お客さんが納得の行く理由が書いてないと、役に立たないんです。

実際、テレビショッピングでも、必ずこういう理由を述べているはずです。

 

こういう部分こそが大事という事を知らずに、
影響力の武器テクニックを乱用しても、
全く売れないコピーライティングになってしまうのです。

 

また、相手の気持ちを変えるのも、
コピーライティングのテクニックです。

 

例えば

りんごの皮ってあなたは食べますか?

 

「えー、なんか綺麗に見せるためにワックス塗ってあのテカテカを出してるって聞くし、あのワックスって体に良くないんでしょ?だから食べないよ」と思いませんでしたか?

 

でも、日本産のりんごって実はどこもワックスなんて塗ってないんですよ

あのテカテカって、りんご自身が自分の実を乾燥させないために、自ら出しているリノール酸、オレイン酸という脂質成分なんです。

皮の付近はペクチンなどの栄養素も豊富で、
むしろ食べた方が美容や健康に良いんです。

 

さて、これを聞くと、今まで皮を食べないように避けていた人でも「え、そうなの?だったら・・」と思って、皮ごとがぶりと食べ始めると思います。

 

このように、

皮を食べない派→皮も食べる派

のように文章で、相手の気持ちを変える

 

私には関係ない→私にも必要かも

と気持ちを変えてもらう文章を書く

 

これが本当のコピーライティングテクニックです。

 

こういったテクニックを使う事で、

自分の商品に興味を持ってなかった人や、食わず嫌いしていた人にも
「自分にも必要なものなんじゃ」と気持ちを変えてもらう事が出来て、
商品を手にとってもらう事ができるわけです。

 

私自身、こういった正しいコピーライティングの本質を
ネットビジネス大百科1,2で学びました。

 

ネットビジネス大百科2は、
2019年1月末に販売されたばかりの教材で、

10年以上のベストセラーになっている
ネットビジネス大百科1で教えている事を

 

このSNSやスマホが普及して変わってきたネット環境で
どう使っていけば、引き続き稼いでいけるのかを
改めて解説し直した、現代補足版のような形になっています。

このネットビジネス大百科2のレビュー記事もありますので参考にしてください。

和佐大輔木坂健宣のネットビジネス大百科2がまさかの無料!?で顔出しNGの木坂さんが素顔丸出しだと!?

 

ちなみに、ネットビジネス大百科2は、あくまで1を見た人向けの口調で語られているのと、1を見てないとちょっと話してる内容が難しいかもなとも個人的には感じました。なので、1を見てないという場合も考えて一応1のリンクも貼っておきます。

ネットビジネス大百科1の公式ページ

 

やはり影響力の武器に書かれているような
コピーライティングテクニックの本当に正しい使い方を学べたのは
ネットビジネス大百科1のおかげだなと私自身がヒシヒシと感じており、

今でも、セールスページやLPを書く時は、
音声を聞き直したり、メモを見直したりしています。

 

というわけで、

ネットビジネスで稼ぐ、
コピーライティングテクニックを上げるという意味で
影響力の武器を買うなら、

正直効果があるとは言えません。

それよりもすでにネットビジネスに適した形に翻訳されている、
ネットビジネス大百科を始めとした教材を
何度も読み返して(聴き返して)理解を深めた方が、
売上UPに繋がる文章を書けるようになりますよという話でした。

 

写真で血圧記録

  • この記事を書いた人

Neby

本を毎日多読しつつ、資産運用、プログラミング、心理学、ネットビジネススキルを猛向上中。貧富の差が広がる5年後、10年後に安心生活を送るためのお金のリテラシー、スキル、資産を一緒に作っていきましょう。

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